脳を守るアスタキサンチンの効果とは?

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優れた抗酸化力を持つアスタキサンチンは、エビ、カニ、サケなどを赤く彩っている天然色素で、美容に効果を持つことからスキンケア化粧品にも用いられています。

アスタキサンチン効果が持つ真価とは?

美肌・美白に注目が集まりがちなアスタキサンチンですが、本当に期待される真価は下記のものにある考えています。

これは、アスタキサンチンが持つ自然界最高レベルと言われる程の強力な抗酸化力と、生命活動を維持する上で非常に重要な脳内に入っていけるという特徴によるものです。

大切な脳を活性酸素から守る希少な存在!

前回、ブレインフードの1種として「イチョウ葉エキス」を紹介しましたが、実はアスタキサンチンもブレインフードの1種なのです。

脳には必要な栄養素のみを選別するフィルターのような役割を持つ「血液脳関門」があり、アスタキサンチンはこの関門を通過できる希少な抗酸化物質で、脳内の老化を予防します。
(血液脳関門は、ビタミンCやビタミンEなどの必須栄養素でさえ通過できません。)

認知症が問題となっているように「健やかに長生きする」には脳の健康が欠かせません。

脳は活性酸素によるダメージを受けやすい!

活性酸素は私たちがエネルギーを作り出す際に必ず発生してしまうものであり、エネルギー、酸素の消費量が多い器官ほど大量の活性酸素が発生しますので、脳内では、絶えず大量の活性酸素が発生していると考えられます。

また、脳の約半分は活性酸素の標的となりやすい脂肪でできており、脳疾患(脳梗塞、脳出血など)に活性酸素が深く関与していると考えられています。

つまり、健康な脳の維持には脳内の活性酸素のケアが必要ということになり、脳内で抗酸化力を発揮できるアスタキサンチンの存在が今後も重要視されてくると思われます。

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目は剥き出しの臓器!

脳と同様にデリケートな目にも「血液網膜関門」というフィルターが存在します。

最近はパソコンと携帯電話が日常生活に絡んでいて、目は一昔前よりも酷使されています。
そのため、目のピント調節機能がうまく働かなくなったり、目の奥が痛む・目がかすむなどの眼精疲労という症状を招きます。

さらに、ひどくなると肩がこったり、頭痛を起こす原因にもなります。

目は唯一の剥き出しの臓器であり、常に紫外線やブルーライトに当てられていますので、脳と同様に多量の活性酸素が発生しています。

目は神経の束で脳と直結した重要な器官であり、網膜にも必要な栄養素だけを選別する「血液網膜関門」が存在しますが、もちろんアスタキサンチンは、この関門も通過することができるので、ダイレクトに抗酸化力を発揮することができます。

スポーツ選手がよくサングラスを用いているのは紫外線から目を守るためであり、目から入る紫外線は「ドライアイ」「眼精疲労」、その上、肌のシミの原因にもなります。

アスタキサンチンを知ろう!

サケ、エビ、カニなどに多く含まれるアスタキサンチンはカロテノイドの1種です。

アスタキサンチンのサプリメント原材料には「ヘマトコッカス藻」が用いられていますが、これにはもっともな理由があります。

実はアスタキサンチンの第一生産者はヘマトコッカス藻類であり、それをオキアミなどの動物プランクトンが食べ、さらにはエビ、カニ、サケ(イクラ)というように食物連鎖によって様々な生物の体に取り込まれているのです。

つまり、アスタキサンチンは植物由来の抗酸化成分ということになります。

さらに、強力な抗酸化効果を持つアスタキサンチンの優れた点はまだあります。
アスタキサンチンの抗酸化作用は、酸化力が強い悪玉活性酸素を『善玉』に変え、再び組織や血中に戻しますので、効率的かつ安全に活性酸素を消去することができます。

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