健康長寿を支えるレスベラトロールの効果とは?

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レスベラトロールとは、NHKスペシャルで放送されて以降、大人気となっている成分で、活性酸素を強力に抑制する働きや、長寿遺伝子の活性化、認知症予防などについて研究成果や論文が発表されている話題のポリフェノールです。
また、アンチエイジング分野においても有益な成果を上げており、化粧品にも配合されるほどの人気となっています。

レスベラトロールとは?

レスベラトロールとは、ブドウ皮やピーナッツの薄皮などに微量に含まれる成分で、「フレンチ・パラドックス」で有名な赤ワインにも含まれるポリフェノールの1種です。

レスベラトロールについては、様々な効果に対する多数の研究が報告されていますが、一方で全く効果が出ないという報告もあり、明確な判断が難しいというのが現状です。

私自身の体験談としても、レスベラを摂って「肌ツヤがよくなった」「元気になった」という方もいれば、「まったくわからない」という方も居ます。

ですので、まずは肯定側でレスベラトロールを紹介したいと思います。

長寿遺伝子を活性化する?

長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)は、抗老化遺伝子とも呼ばれる私たちの寿命に大きく関わっている遺伝子で、誰でもが持っていますが普段は眠った状態で存在します。

日常生活で活性化させるには、カロリー制限を長期的に継続することで活性化しますが、高カロリーの食材が多い現代社会ではとても難しいとされていました。

そんな中、カロリー制限以外で、休眠中の長寿遺伝子のスイッチをオンにする方法が発見され、それがレスベラトロールの摂取です。

サーチュイン遺伝子が活性化するとDNAの損傷を防止して、そして長寿延命に作用します。

認知症の予防に期待!

『赤ワインがボケ防止に効果がある』という説は、実は随分以前からあったのですが、近年になって、赤ワインに含まれているレスベラトールを摂取することで、認知症の予防に期待できることが発表されています。

内容としては、記憶や学習機能に関わる脳の器官「海馬」の神経細胞機能を改善・再生する事で認知症の予防や改善に期待できるということです。

副作用ってあるの?

現在のところ、重篤な副作用は報告されていませんが、摂取量等の定めもありませんので、過剰な大量摂取は控えましょう。

また、レスベラトロールには「エストロゲン様作用」が確認されていますので、乳がん、子宮がん、卵巣がん、子宮内膜症、子宮筋腫などホルモン感受性疾患の方は摂取を控えるようにして下さい。

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