5分で知ろう!食物繊維の効果!

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腸内フローラを整える食物繊維とは?

食物繊維の代表的な効果として、腸内環境を整える作用が知られています。
同じく腸内フローラを整える乳酸菌やビフィズス菌などと一緒に、近年サプリメントとしても人気を集めています。

食物繊維とは、私たちの体内の消化酵素で消化され難い成分の総称で栄養価としてはゼロ、ですが、体内で様々な有益な働きがあることが確認され、その重要性から五大栄養素に続く、「第六の栄養素」と呼ばれることも度々あります。

腸内環境を健康に保つ効能

食物繊維を積極的に摂取することは『腸内デトックス』に繋がるとされていますが、これは食物繊維が体内の不要物を吸着し体外へ排出する働きを持つためです。

腸内環境を整えるということを、単に腸内に留まっている”便秘”を解消するとイメージされている方もいらっしゃいますが、便秘を解消することは身体にとってとても重要なのです。

便とはつまり”老廃物”の塊であり、この老廃物には様々な有害物質や発がん性物質・有害ミネラルなどが含まれていますので、便秘が実は万病の元になってしまいます。
また、生命活動に欠かせない栄養素の吸収までも低下させてしまうのです。

美肌作りは腸内美人から

身体への悪影響の中で、最もが判りやすい部分の1つがお肌です。
腸内で老廃物が留まると、ニキビや吹き出物など様々な肌トラブル等の原因となります。

便秘が続くと腸内の善玉菌は減少し、逆に悪玉菌が増加して有毒物質を生成します。
その後、有害物質は血液中に溶け出して全身に巡り、肌細を機能低下させてニキビや肌荒れなどの肌トラブルを引き起こしてしまうのです。

そのため、腸内を美しく健康に保つことは、日常のスキンケアと同等以上に美肌作りに重要だと言われており、また、腸内環境が改善すれば、肌に欠かせない栄養素の吸収もスムーズに行われますので、より一層、美肌を手に入れやすい状態になります。

腸内をキレイに保っている方は、細胞のすみずみまで栄養がしっかり行き届き、肌が活き活き輝くことから、「腸内美人」と呼ばれています

腸内が健康であれば免疫力が高まる

腸内がキレイになって善玉菌が増える環境になれば、免疫能を担当するリンパ球の活性化に繋がり免疫力を高めます。

全身のリンパ球の約6割が腸に集結していますので、腸内環境が悪い状態では、身体がもつ免疫システムが十分に機能しませんので、様々な病気を招く原因となっていします。

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生活習慣病の予防や改善効果

食物繊維の体内の不要物を吸着し排出する働きがは生活習慣病の予防にとても有効です。

高血圧の原因となるナトリウムの排出、動脈硬化の原因となるコレステロールや胆汁酸などの排出、まだ血糖値の急激な上昇を抑える働きもあります。

このように栄養としての価値は無いものの、私たちの健康な身体の維持に非常に役立つ成分ですので、食事やサプリメントを上手に利用して、しっかり摂取しましょう。

食物繊維が多い食品は?

食物繊維を多く含む食品としては、海藻類・豆類・きのこ類などがしられていますが、100g中に含まれる食物繊維の多い食物としては特に「キクラゲ(黒)」「干しヒジキ」「干しシイタケ」「かんぴょう(乾)」「あおのり(乾)」に豊富にふくまれています。

上記の食材ほどではないものの日常的な食生活の中で、比較的摂取しやすい食品としては、「納豆」「アーモンド」「あずき」などがありますので、上手に食事に摂り入れて下さい。

難消化性デキストリン

トクホ(特定保健用食品)でよく見かける「難消化性デキストリン」も食物繊維の1種で、とうもろこしなどの”でんぷん”から作られています。

現在のところ、消費者庁よりトクホの許可実績として認められている作用は下記の3点です。
・整腸作用
・食後血糖値の上昇抑制作用
・食後中性脂肪の上昇抑制作用

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