疲れ気味のあなたへコエンザイムQ10パワー!

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細胞を強化するコエンザイムQ10

・ちょっと動くとすぐに疲れる?
・階段を昇ると動機・息切れがする?

このような症状に覚えがあるあたな、コエンザイムQ10が不足しているかもしれません。

ユビキノンやCOQ10とも呼ばれるコエンザイムQ10は、体のエネルギーを作り出す上で不可欠な物質であり、ビタミンと同じように、私たちの生命活動に必須であることからビタミンQと呼ばれることもあります。

しかしコエンザイムQ10は体内で合成することが出来ますので、正確にはビタミンではなく、ビタミン様物質に分類されます。

欧米では、コエンザイムQ10が「元気の源」として人気を集めており、特にサプリメント先進国のアメリカではコエンザイムQ10の栄養補助食品が市場に登場して以来、大ロングセラーとなっているサプリメントです。

こうした長期に渡る人気は、コエンザイムQ10の確かな効果と安全性を示すためにも、有効な証拠だと考えても問題ないでしょう。

コエンザイムQ10の効果・効能とは?

細胞レベルで体を元気にし、美しくするコエンザイムQ10のパワーは、まだまだ無限の可能性を秘めていると考えられていますが、まずは代表的な3つの作用を見てみましょう。

エネルギー生産を効果的に生み出す

ATP(アデノシン3リン酸)というエネルギーの元になる重要な物質をつくる過程(クエン酸)で、重要な働きをしているのがコエンザイムQ10であることは既に知られています。

コエンザイムQ10が体内に十分あると、コエンザイムQ10が不足している場合に比べて、28倍ものエネルギーが作り出せるとも言われています。

逆にコエンザイムQ10が足らないと、エネルギーの生産は激減してしまい、ちょっと体を動かしただけで疲れたり、動機・息切れも避けられないことだと思えます。

ATPを作り出す能力には個人差があるとされていますが、その力が弱い方でも、意識してコエンザイムQ10を摂取することで、エネルギー生産量を高めることが出来るとされています。

活性酸素の「害」からカラダを守る

活性酸素はとても不安定な構造をしている酸素で、すぐに他の物質とくっつき、その物質を酸化によって変性してしまいます。

体内でこうした酸化現象が繰り返し起こると、細胞膜が酸化され老化が進んだり、ガン・生活習慣病をはじめとした様々な病気の原因になってしまいます。

しかし、体内で発生する活性酸素を完全にシャットアウトすることは出来ません。
なぜなら、私たちの体は、体内に侵入してきたウイルスや細菌などの病原菌を除去する時に、武器として自ら活性酸素を生み出すほか、エネルギー工場であるミトコンドリアでエネルギーを作る度に、いわば産業廃棄物として大量の活性酸素が生まれるからです。

それでも普段、病気になったりしないのは、体内で合成される「抗酸化酵素」が、活性酸素を捕獲して消去しているからです。

しかし、近年の活性酸素が大量に発生する環境や加齢の関係で、このバランスは崩れ、体に備わっている抗酸化力だけでは、不足してしまっている状況にあります。

コエンザイムQ10の効果を支えている大きな要因に『優れた抗酸化作用』があります。
コエンザイムQ10は、体内でターゲットになりやすい細胞膜などの脂質酸化の元凶である活性酸素(ペルオキシルラジカル)の捕獲に優れており、また、ビタミン系で強力な抗酸化力を持つビタミンEの再生にも働きますので、ビタミンEの抗酸化効果を無駄なく利用できます。

また、コエンザイムQ10は各細胞のミトコンドリアの中に含まれる、ほぼ唯一の抗酸化物質でもあり、エネルギー生産と同時にそこで生み出される活性酸素の排除にも重要な役割を担っているのです。

免疫力を向上させるコエンザイムQ10

免疫の力がしっかり働いている限り、私たちはおおむね健康を維持出来ます。

コエンザイムQ10には免疫力の活性化にも役立ちます。
これは、免疫に働く白血球の活性には白血球細胞の中のコエンザイムQ10が関わっているからで、コエンザイムQ10を積極的に補うことで、白血球のエネルギー生産が活発になり、その結果、免疫力が高まるのです。

加齢のみならず、過度のストレスや偏食、不規則な生活習慣などによって、白血球の活性が衰える事が分かっており、とくに日頃から風邪を引きやすい方は、免疫力が落ちている証拠とも考えられますので、コエンザイムQ10の補給を意識してみては如何でしょうか。

コエンザイムQ10で不妊対策

近年、増加しているのが晩婚による高齢出産ですが、それに伴い問題視されているのが「不妊症」で、もちろん若い女性でも不妊に悩まされる方もいますし、女性側だけでなく、男性側の問題である場合もあります。

女性の卵子は年齢が進むにつれ、卵巣機能が低下し、卵子の質が弱まり、数が減少することが判明しており、高齢になると受精率が低下し不妊になりやすいのはこのためです。

コエンザイムQ10の不妊への効果を研究している医療チームの報告によれば、コエンザイムQ10を摂取することで、卵巣機能が向上する可能性があり、高齢の女性にもそうした効果が見られるとされています。

また、男性においてもコエンザイムQ10の摂取によって、精子の機能が向上し、質や数が増したとの報告があり、これらはコエンザイムQ10のエネルギー産生と抗酸化作用が大きく関わっていると思います。

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