ルテインが多く含まれる食品って?

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ルテインの基礎知識

ルテインはカロテノイド(カロチノイド)と呼ばれる天然の黄色の色素成分です。

ルテインは私たちの体内の主要なカロテノイドとして存在していますが、体内で生成・合成することは出来ませんので、毎日の食事から摂取する必要があります。

体内では特に目の「水晶体」と「黄斑部」という部分に多く存在し、目の機能を守ってくれていますので、目の疲労が多い現代において重要な成分として注目されています。

主なカロテノイドには、人参などに多く含まれるβ『-カロテン』、トマトなどに多く含まれる『リコピン』、ブロッコリーなどに多く含まれる『ゼアキサンチン』などがあります。

ルテインを多く含む食品とは?

ルテインを多く含む食品として緑黄色野菜がありますが、中でもほうれん草に豊富に含まれていており、ほうれん草なら100gに約10mgのルテインが含有されています。

また、青汁の材料として使用されているケールにもルテインは多く含まれています。

他にはブロッコリー、葉レタス、芽キャベツ、カボチャ、とうもろこし、納豆などにも含まれていますが、含有量はほうれん草の1/5~1/10とされています。

ルテインを効率よく摂るには?

実はルテインは玉露やかぶせ茶にも豊富に含まれていますが、これらの「お茶」がルテインの補給源としてあまり知られていないことには理由があります。

これはルテインが脂溶性成分であるため、お湯で浸出すると溶けて出ないからなのです。

例えば仮に茶葉から摂取しようとすると、茶葉そのものを食す工夫が必要です。

ほうれん草などの食品から摂取する場合にもこの性質を利用して、油を用いた調理法で食べたり、油を含む食品といっしょに食べると吸収率が向上するとされています。

ですがそればかり意識して油を摂り過ぎると、それはそれで栄養バランスが崩れてしまいますので、効率的な摂取方法として覚えておいてもらえれば良いと思います。

サプリメントで効率的に補う!

日常的にルテインを補える食事を続けられれば一番なのですが、忙しい日々を送っている方や緑黄色野菜が苦手な方はサプリメントを利用するもの手法の一つです。

また、PCやスマホをよく使用って、継続的に目の疲れを感じている方はより積極的に摂取すると良いかも知れません。

目を守るルテイン効果とは?

ルテインは自然界に広く分布する天然色素であり、自らつくり出せるのは植物だけです。
現在、ルテインサプリメントの原料として用いられているのは”マリーゴールド”というハーブですので、ルテインサプリメントの原料欄は『マリーゴールド抽出物』や『マリーゴールド色素』となってるものが多いと思われます。

ルテインの効果が期待される飛蚊症って?

飛蚊症(ひぶんしょう)とは、その名のとおり目の前を蚊のようなものが飛んでいるように見える目の病気です。実際には蚊そのものではなく、黒い点のようなものですが、目の動気に合わせて同じ方向に移動し、さらに細かく揺れている事が多いので『蚊』と例えられています。

私自身は飛蚊症ではありませんが、知人が飛蚊症の症状に悩まされてる姿を見ています。

飛蚊症は痛みを生じる訳ではありませんが、目の前を常に黒い点が動き回っているので、本当にイライラしていました。

飛蚊症の症状は眼球内にある硝子体が濁ることで現れますが、その主な原因は、加齢や老化によって生じる生理的飛蚊症と、網膜裂孔はや網膜剥離など他の疾患が原因で生じる病的飛蚊症があります。

また、過度なストレスや紫外線によって体内に活性酸素が多量に発生し、硝子体の一部に活性酸素が発生すると黒い点になって飛蚊症の症状として現れてしまいます。

私が調べたところでは、現在でも飛蚊症はまだ解明されていない部分が多い目の症状で、完治する方法は確立されていないようですので、予防を心がけることがなりより大切です。

ルテインには有害な光の侵入を防ぐ働きや優れた抗酸化作用がありますので、予防に役立つ栄養素の1つだとされています。

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