ハーブの効果や効能とは?

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ハーブとは?

ラテン語で草を意味するHerba(ヘルバ)に由来してHerb(ハーブ)と呼ばれています。
明確な定義はありませんが、一般的にハーブは「私たちの暮らしに役立つ植物」と捉えられています。

ハーブを広く「植物」と考えてしまうと、日本三大有毒物植物のドクセリ・トリカブト・ドクウツギなどもハーブになってしまいますので…。

ハーブの用途は、香辛料、芳香剤、防臭・防腐・防虫剤、漢方・医薬品、そしてハーブティーやサプリメントなどの健康食品と多岐に渡っています。

マカやイチョウ葉エキスなど人気の高いハーブサプリメントも多くありますが、実はハーブは私たちの身近な存在であり、用い方が難しいサプリでもあります。
特にハーブ+ハーブなどの組み合わせには注意が必要となります。

ビタミンCやDHAなどのサプリメントの場合、商品に1粒あたりビタミンC100mgなどの記載があり、これがマカの場合でもマカ50mgと記載はされているでしょう。

ですが、ここからが難しいポイントなのです。

ビタミンCはそのまま100mgが入っていることが判りますが、マカの場合は異なります。

例えばマカに含まれる成分として、ビタミン(B1、B2、B6、B12、Eなど)、ミネラル(カルシウム、リン、鉄、亜鉛)、アミノ酸(アルギニン、リジン、ヒスチジン、フェニルアラニン、チロシン、ロイシン、イソロイシン、グリシン、グルタミン酸、シスチンなど)、ベンジルグルコシノレート、サポニン、アントシアニンなどがあります。

また、この成分量は原産地や種目によって異なる場合もあるでしょう。

マカを摂っているという話と、どの成分がどれだけ摂れるのか?というのは別になってしまいますが、マカサプリメントを摂ることで、上記のような成分が補えるという事になります。

他のハーブについても同様の考え方になります。

アドバイザーとての立場から言えば、ハーブはマルチビタミン、ミドリムシ・クロレラ・スピルリナ、プラセンタ、ローヤルゼリー、チアシードなどは、いくつかの成分が配合された複合サプリメントとして考えています。

マカの効果や効能について

男性の性トラブルだけでなく、女性の妊活にも人気が高いハーブがマカです。
マカは南米ペルーに植生するアブラナ科の多年生植物で、NASAが宇宙食として採用しているほどのスーパーフードです。

マカに期待されている代表的な働きに下記のようなものがあります。

  1. 精力増強や性機能向上
  2. 滋養強壮、疲労回復
  3. 不妊改善

〔a〕については皆さんもイメージがあるのではないでしょうか?
マカのこの作用の中心成分は、ホルモン分泌を活性化させ男女ともから性のミネラルと称され人気の高い亜鉛、またアミノ酸の1種で、成長ホルモンの分泌を促進するアルギニンなどではないでしょうか。

〔b〕についてはどうですか?元気や活力の源というイメージですね。
この効果の中心成分は、豊富に含まれる必須アミノ酸やビタミンB群ですが、様々な栄養素による相乗効果も大きく関与していると考えらます。

〔C〕については妊活や不妊対策の関係で最近定着してきたイメージですね。
この働きの中心成分は、ホルモンバランスを正常に調整する効果を持つ亜鉛や、女性のホルモンバランスを整えるベンジルグルコシノレートです。

マカには、植物性エストロゲンというホルモンもふくまれていますので、月経トラブルの改善や更年期障害の症状緩和にも期待されています。



ラベンラーの効果や効能について

マカなどのハーブサプリメントよりもなお、身近な存在にラベンダーがあります。

名前は聞いたことありますよね?
シソ科ラヴァンドラ属(ラベンダー属、Lavandula)の半木本性植物です。
最もよく使用されているハーブの1種で、アロマオイルやハーブティー、香料など幅広い用途に使用されています。

最近では、快眠やリラックスを目的としたアイテムでよく見かけます。

特にイライラや緊張などの気持ちを鎮めて、精神をリラックスさせる優れた効能があります。

いま不眠症の人がすごく多いって知っていますか?
ストレスの多い時代です。私の相談してきた方の中にも、よくよく話を聞くと不調の原因が不眠症だったという話がよくありました。

「あっ実は私も!」と思った方、すぐに改善策を立てましょう。
私自身の経験でもあるのですが、「1日ぐらい寝なくても大丈夫」「今日は3時間睡眠だけどまぁいっか!」とか最初は簡単に思ってしまうものです。
ですが、これが続くと頭は自然と寝れなくなってきます。
そして”寝なければ”という想いが、逆に寝れない状況を作り出してしまいます。

まさに悪循環です。
その悪循環の原因を、睡眠薬を使わないといけなくなる前に絶ってしまいましょう。

ラベンダーの用い方は多くありますので、サプリメントなど苦手な方でも大丈夫です。
首元にサッと塗るタイプもあれば、芳香剤のような使い方もできます。

いずれも香によって作用しますので、睡眠に悩まれている方はぜひ一度試してみて下さい。



キッチンやベランダで家庭栽培!

近年では、ハーブを生活の中に取り入れたオシャレな生活が注目を集めています。
ハーブを育てるといっても、米や小麦のように畑を用意する必要はなく、キッチンやベランダなどの小スペースで育てることが可能です。

最近では、初心者の方でも手軽に育てられるように、苗の段階で入手可能となっています。
ですので、注意点は種類によって植えつけに最適の時期が異なってくるという点になります。

雰囲気を楽しむだけでなく、料理や虫よけにも使えます。
特に虫除けに関しては、薬品を一切使っていないので、非常に体に優しく対処できます。

家庭栽培で人気のハーブとしては、バジル、タイム、タベンダー、ミント、ローズマリー、ゼージなどがあります。

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