冬場に重宝される生姜!それは和のスーパーフード!

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生姜(ショウガ)とは?

生姜は古くから香辛野菜や民間薬として広く用いらています。
原産地はインドからマレー半島にかけてのアジア南部と考えられおり、中国では紀元前から薬用に用いられていた記録もあるようです。

植物学的にはショウガ科ショウガ属の多年草で、同じショウガ目にはミョウガやウコンなどが含まれ、特有の香りと辛味を持つ薬効の高い野菜で、おもに香辛料として利用されます。

ショウガは大きさ別に見ると大生姜・中生姜・小生姜の3種類に分けられています。

  • 大生姜・・・甘酢ガリ、紅ショウガの原料になる大粒の生姜で、お多福や大身(印度)などが代表的な品種です。
  • 中生姜・・・漬物や加工品に使用される辛味の強い生姜で、三州生姜・黄生姜・房州・らくだなどが代表的な品種であり、また「新しょうが」の商品名で有名です。
  • 小生姜・・・辛味は強く、早掘りして葉生姜やはじかみなどにされる生姜で、金時生姜・谷中生姜などが代表的な品種です。

“しょうがラー”って聞いたことありますか? マヨラーと一緒で、生姜マニアたちを指す言葉なんだそうで私の周りではまだ見たことがありませんが、そのような言葉が生み出されるほど注目されているという事です。

生姜に期待される効果とは?

ショウガは辛み成分としてジンゲロン・ショウガオール・ジンゲロール(ギンゲロール)などの優れた薬効をもつ成分が豊富に含まれており、以下のような働きが期待されています。

●抹消血管を拡張させて血の流れよくする。
●優れた殺菌作用で食中毒を予防する。
●胃液の分泌を促進して消化吸収を助け食欲増進に役立つ。
●強い抗酸化作用によってアンチエイジングに期待。
●脂肪分解作用によってダイエットをサポート。

さて、上記を見て頂くと生姜に関連する「冷え性」という言葉が出てきません。
これは、生姜そのものが直接体を温める訳ではなく、抹消血管の拡張によって血液が流れ難い爪先や指先の血液を循環させ、結果、冷え性改善にも役立つというフローになるためです。

ですが、血流が良くなるというのはすごく大切で、冷え性だけでなく、疲労回復、肩こり、便秘の解消、デトックス作用など様々な恩恵を受けることになります。

また、風邪を引いた時に、ジンジャーティー(生姜湯)を飲むのが良いとされているのは、生姜が持つ発汗作用によって体の熱を下げる働きがある為です。

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ブラックジンジャー(黒生姜)とは?

東南アジアのタイなどが原産で、「クラチャイダム」とも呼ばれています。

生姜は「ショウガ科ショウガ属」ですが、黒生姜は「ショウガ科バンウコン属」です。
「ショウガ科」共通の効果効能はあっても、黒しょうがには多くのアミノ酸と豊富なポリフェノールが含まれていますので、両者は異なるものだと考えてもらってよいと思います。

最近、サプリメントなどで使用されている発酵黒生姜は、生姜をオリジナル技術で発酵・熟成させたもので、従来の生姜に比べショウガオールが豊富に含まれています。

少し難しいですが、黒生姜と生姜は別物で、発酵黒生姜は生姜の加工物になります。

色々な摂り方ができます!

身近な食用として用いられているショウガですので摂り方の色々あります。

食生活の中に食品として取り入れるのも良し、サプリメントで補うも良しですが、一押しは、これからの寒い時期を迎えるので生姜紅茶(ジンジャーティー)として摂る方法です。

なぜかと言いますと?

これは女性に多いのですが、夏場はもちろん特に冬場は十分に水分が補えていない方が多いことが関係しています。

実は冷え性の要因の一つに水分不足があります。
血液の成分として、赤血球、白血球、血小板、血漿などがありますが形状は液体であり、土台はもちろん水分です。水分不足は、血液の濃度が増して巡りが悪くなるため、手や足先の血液循環が滞って冷え性を招く可能性があります。
夏場は熱中症予防で意識している方も多いのですが、実は問題は冬場なのです。

私自身、体が冷えてしまう冬場は、水分補給が減ってしまいます。
ですので、そんな冬場にジンジャーティーは一石二鳥になるという訳です。

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