プロテオグリカンとは?潤いの秘密!

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私たちの体内にも存在し、優れた保水性を持つプロテオグリカンは、健康食品をはじめ、化粧品、医薬品の原料として幅広く使用されています。

注目を集めだしたのは最近ですが、実は一部有名だったプロテオグリカン、きっかけはやっぱり美容に用いだされ出したからですかね?グルコサミンやコンドロイチンといった関節に大切な成分をご存じの方は、一度は聞いたことがあるのではと思います。

プロテオグリカンとは?

プロテオグリカンは軟骨に重要なことで知られている成分ですが、実は体のあらゆるところにあり、皮膚や軟骨において柔軟性や弾力性の維持する重要な役割を担っています。

プロテオグリカンとは糖タンパク質の1つで、「プロテオ」とはプロテイン(protein):タンパク質を意味し、「グリカン」は多糖類を意味します。

発見当時の牛由来のものは微量で希少であったため、非常に高価な成分でした。

それが、サケの鼻軟骨から抽出する技術が確立され、安価で使用できる成分となっていま注目されており、近年では様々な効果が研究により報告されています。

プロテオグリカンの特性とは?

プロテオグリカンには、“グリコサミノグリカン”と呼ばれる糖が多数含まれており、この糖が水と馴染みやすい性質を持っているため、スポンジのように多量の水を保持できます。

また、プロテオグリカンに含まれるコアタンパク質は、分子中にヒアルロン酸結合を持っており、保水力はもちろん、衝撃を吸収するクッションのような機能を担っています。

これらの働きによって、関節の軟骨では衝撃が吸収され、肌ではハリと潤いを保ちます。

関節を守る重要成分

プロテオグリカンは軟骨を構成する、重要な軟骨成分として知られています。

軟骨というとグルコサミンやコンドロイチンのイメージが強いかも知れませんが、この有名な2つの成分もプロテオグリカンの一部なのです。

関節部の骨は軟骨と呼ばれるクッションに覆われており、それが重力や衝撃を吸収してくれることで関節を守っていますが、加齢をはじめとした様々な理由によって関節の軟骨がすり減ってしまうと、硬い骨同士がぶつかってしまい、炎症や痛みを引き起こしてしまいます。

つまり、関節の再生にはプロテオグリカンを増やす事がとても重要なのです。

話題の美容効果とは?

プロテオグリカンは、優れた保水力を所有していることが判明しており、その量はヒアルロン酸の1.3倍とも言われています。

プロテオグリカンは、スポンジのようにコラーゲン繊維の間で水分や栄養素を蓄え、肌にハリや弾力を与える役割を担っています。

また、プロテオグリカンにはEGF様作用が確認されています。
EGFとは「上皮成長因子」「細胞再生因子」などと呼ばれる成分で、肌のターンオーバーを活性化させる働きが知られています。

近年注目を集めているのは美容効果で、潤いと透明感のある肌作りに期待されています。

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