めだかボックスとは?
「めだかボックス」は原作:西尾維新さん(いまでは「化物語」で有名ですw)、作画:暁月あきらさんによる週刊少年ジャンプに連載されていた漫画で、アニメは第1期が2012年4月~6月、第2期が2012年10月~12月に放送されていました。
ですが残念なことに、漫画が全てアニメ化された訳ではなく、アニメ最終話で登場した球磨川禊の球磨川事件編から”めだかボックス”はとても面白くなります。
主人公は圧倒的に最強!
あらゆることを完璧にこなす最強主人公「黒神めだか」のバトル漫画のように思われるかもしれませんが、パロディや推理要素、言葉遊びなどオプションも豊富ですw
とにかく、この漫画に出てくる言葉がとても好きです!
間違いには「ごめんなさい」、感謝には「ありがとうございます」といった基本のことから、・・・まずは主人公を代表する名言を一つ。
世界は平凡か?未来は退屈か?現実は適当か?安心しろ!!それでも生きることは劇的だ!!
と、最強主人公らしさ満載の名言ですが、実際には安心院さんの方が強かっただろうし、実は1度も負けていない柔道界の反則王:鍋島先輩もいるしw
勝ち負けが転々としていくのもまた面白さの1つです。
めだかボックスの名言
勝つ者が強いのではない 負けて這い上がる者が強いのだ!(黒神めだか)
正義と違って必ずしも愛は勝たなくてもいい(不知火半袖)
当時、連載中には”何で?”と思ったんですが深い言葉ですよね。
付き合いが短いと心配しちゃいけないの?一回敵だったらもう仲良くしちゃだめ?(喜界島もがな)
付き合いの長さが相手との距離ではない!最初仲悪い相手の方がフタを開けると仲良くなってたりっていうのは私の中ではよくあります。
あきらめた奴があきらめない奴に勝てるわけないだろ(雲仙冥利)
努力が実を結ぶことを現実じゃあ奇跡とも都合がいいとも言わねえんだよ(黒神くじら)
巨匠を老害と呼べるアホだけがいつだって地球を回してきた(安心院なじみ)
めだかちゃんには誰も勝てない理由。それはこの世が週間少年ジャンプだとしたら彼女は主人公だからだよ(安心院なじみ)
まったくもってその通りって当時でも思ってしまっていましたw
そして
私達はいつも互い違いに、強かったり弱かったり、プラスだっかりマイナスだったり、勝ったり負けたりの繰り返しだ!(黒神めだか、人吉善吉、球磨川禊、安心院なじみ)
箱庭学園には『一番強い奴』なんていない・・・なんです!
新品価格 |
球磨川禊の物語
私にとって「めだかボックス」とは球磨川禊がメインのようなものです。
そして、そう思っているのが私だけではないようでとても嬉しいです!
登場時こそブラック気味でしたが、以降はストーリーのバランサーのようにエプロン先輩と愛称されたり、裸エプロン同盟を結成したりとw堅苦しさをケアしてくれたのが彼です!
ですので、球磨川禊の言葉だけは別格に想っています。
球磨川禊の3大名台詞が『僕は悪くない』『また勝てなかった』『さぁ?』です。
あいつらに勝ちたい 格好よくなくても強くなくても 正しくなくても美しくなくても 可愛げがなくても奇麗じゃなくても 格好よくて強くて正しくて美しくて可愛くて奇麗な連中に勝ちたい
才能に恵まれなくっても頭が悪くても 性格が悪くてもおちこぼれでも はぐれものでも出来損ないでも 才能あふれる頭と性格のいい上り調子でつるんでるできた連中に勝ちたい
友達ができないままで友達ができる奴に勝ちたい
努力できないままで努力できる連中に勝ちたい
勝利できないままで勝利できる奴に勝ちたい
不幸なままで幸せな奴に勝ちたい!
嫌われ者でも!憎まれっ子でも!やられ役でも!主役を張れるって証明したい!!
球磨川禊の人気を爆発的に高めた名言ですね。
・・・僕もいつかあんな風に きみのピンチに駆けつけてきてもいいかな めだかちゃん
黒神めだか戦で、黒神めだかのピンチに敵が駆けつけてきた後の一言です。
卒業式では人生で初めての勝利を黒神めだかから得る事が出来ます。
『決めてるんだ』『争いが起こったとき僕は善悪問わず』『一番弱い子の味方をするって』
『思い通りにならなくても』『負けても』『勝てなくても』『馬鹿でも』『踏まれても蹴られても』『悲しくても苦しくても貧しくても』『痛くても辛くても弱くても』『正しくなくても卑しくても!』 それでもへらへら笑うのが過負荷(ぼくたち)だ!!
『弱くて駄目でマイナスな』『そんな僕達が唯一その辺の天才共と張り合える自慢があるとするなら』『負けから逃げない』『ってことだ』
『しかし確かに球磨川禊もぬるいキャラになったもんだ』『ほんの半年前までそんなこと夢にも思わなかったのに』『今の僕ときたら』『後輩を傷つけられて許せないとか思っている』『まるで悪い夢でも見ているようだぜ』
卒業生答辞
『無謀な挑戦をしたり』『馬鹿やって笑われたり』『思い通りにならなかったり』『悔しかったりすることが』『これが案外楽しかった』『好きだった』
『どうやら人と人の出会いは』『なかったことにはならないらしい。』
そしてここから最初で最後の先輩風を吹かせました。
『きみ達も いずれはこの学園を卒業し社会に出るだろう』
『そして挫折や理不尽を味わい』
『敗北を経験し』
『自分の人生を最低だと思う日がきっと来る』
『そんな日は誰にだって必ず来る』
『だから そんな日は』
『お前らなんか及びもつかない不幸な僕が』
『世界のどこかで逆境の中でへらへら笑って』
『面白おかしく生きていることを思い出せ』
『大丈夫』
『きみ達の人生は最低なんかじゃないから』
『大丈夫』
『きみ達がこれから経験する不幸など』
『僕が十代で経験した不幸の一割にも満たないから』
『大丈夫』
『不幸な奴でも幸せになれるって』
『僕が証明し続けてあげるから』
・・・そして球磨川禊の人生における「やっと勝てた。」
あぁ面白かった。
あらためてコミックを読み直しましたが、いつもいつでも楽しませてくれます。
卒業式後にも少し続きがありますので、それは興味を持った方々がご自分の目で楽しんでくれればと思います。
僕個人の目線から球磨川びいきの内容となっていますが、個々にしっかりキャラがたっていますので、いろんな目線で楽しめると思いますよ。
めだかボックス外伝 グッドルーザー球磨川 小説版(上)『水槽に蠢く脳だらけ』 (JUMP j BOOKS) 新品価格 |