ビタミンCが最重要で最高峰
まず最初にオススメさせて頂きたい栄養素にビタミンCがあります。
「ビタミンCなんて・・・」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、薬も過ぎれば毒となるという言葉があるように、栄養素も無暗やたらと摂れば良いというものではないのです。
サプリメントは食品に分類されるために、効果効能の表記はできませんが、やはり購入者側としては何らかの目的をもっていると思います。
そして、次は日常の食事バランスの把握して下さい。本来はバランス良くという言葉がいいのでしょうが、そこは生活習慣との関係もありますので、ここでは、見直す訳ではなく把握することが重要です。
野菜は食べていますか?果物は?肉類を避けていませんか?
まずは普段の食事に合わせて不足しているものを補ってあげる事が必要です。美容関連の栄養素ですとヒアルロン酸やプラセンタ、最近だと酵素なども人気ですが、基本となる五大栄養素をしっかり摂って体の基礎バランスを整えましょう。
非常に消費しやすく、重要性の高いビタミンC
野菜を中心に食事されてても、現代人でビタミンCが不足していない方はまず居ないと思います。ビタミンCは水溶性の性質を持っていて、体内で蓄えておくことができないのです。また、摂取したビタミンCは約2、3時間ほどで体外に排出されてしまいます。
また、現代はビタミンCが非常に消費されやすい時代でもあります。これはストレス・喫煙・飲酒・紫外線などだけでなく、環境の変化によるものが非常に多く、特にPC・スマホの普及による電磁波・ブルーライト(HEV:高エネルギー可視光線)によって体内では過剰に活性酸素が発生し、それに対する抗酸化物質が過剰に消費されているのです。
詳しい内容はまたの機会に記載したいと思いますが、なぜビタミンCなのかを紹介します。
歯茎からの出血や、風邪を引きやすい原因もビタミンC不足だったり、意識的に摂取する事で、鉄分の吸収を高めて貧血の予防に役立ったり、さらに中性脂肪や悪玉コレステロールの減少にも一役かっています。どうですか?これまでのイメージと変わりませんか?
次に注目したいのが、非常に高い安全性です。上記でも記載したとおり、薬も過ぎれば毒となるという考えがある中で、私が知る限りリスクが一番低い栄養素がビタミンCなのです。ビタミンCを摂り過ぎて最初に起こる副作用の多くに”下痢”をよく聞きますが、逆にその程度なのです。
これは、ビタミンCが水溶性で体に過剰に貯蔵されない性質によります。ですので、大量に摂っても、一定以上は吸収されずに尿中に排泄され、きわめて安全であると言われています。
「健康食品」の安全性・有効性情報:ビタミンC(国立健康・栄養研究所より)
厚生労働省の食事摂取基準の中でビタミンCの推奨量は100mgとなっていますが、推奨量とはあくまで、「少なくともこれだけは摂ってほしい」という最小量なのです。また、耐用上限量については設定されていません。これは広い範囲でビタミンCの安全性を表しています。
これらが最初にオススメしたいビタミンCの実態です。長文になってしまいましたが、少しでも読んで頂いた方の役に立てればと思います。ビタミンCを摂るタイミングについては、次の機会にご紹介させて頂きますので、ぜひお楽しみにしておいて下さい。
ビタミンCの作用についてはビタミンCが持つ効果や効能!をご覧ください。
冬の体調管理にもビタミンCがお勧め!
風邪予防に最も良いと考えられる栄養成分と言えば、皆さんのイメージはどうでしょうか?
私はもちろんビタミンCです。
家庭でもっとも消費量の多いとされている果物は柑橘類であり、柑橘類にはビタミンCが豊富に含まれるています。
特に冬になると「みかんを食べると風邪を引き難くなる」と聞きませんか?
秋後半~冬になると必ず目に入る「みかん」、みかんじゃなきゃダメという訳ではありませんが、寒い時期にスーパーなどに行くと必ず目に入るほど大定番の柑橘類の果物です。
ビタミンCは風邪の予防にも改善にも効果が期待されていますが、風邪を引いてしまった後の摂取にはサプリメントがお勧めです。
なぜ???
風邪の時は暖かくして休息するのが一般的ですが、みかんなどの柑橘類は身体を冷やしてしまい免疫機能が低下してしまいますし、また、柑橘類は思いのほか消化の悪い食べ物ですので、胃腸にも負担になってしまいます。
風邪を引いてしまったら、身体を温めて水分をしっかり摂取し、2時間おきごとにビタミンCサプリメントを摂取すると、症状が軽くなったり、早く治りやすいと言われています。