エクオールが5分でわかる!基礎知識から効果・副作用まで!

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エクオールの基礎知識

エクオールとは、食物に含まれるダイゼイン(大豆イソフラボンの1種)が腸内細菌(エクオール産生菌)よって代謝された成分です。

大豆イソフラボンにはエストロゲン様作用があることが知られていますが、その働きを支える源こそがエクオールだと判ってきました。

大豆イソフラボンには、「ダイゼイン」「グリシテイン」「ゲニステイン」の3種類がありますが、エクオールに変換できるのはダイゼインだけです。

また、ダイゼインとして体内に吸収されるよりもエクオール』として吸収される方が、更年期などの諸症状に対して、より高い効果を発揮するといわれています。

エクオールの働きや作用

更年期をサポートに有効なエクオールには女性に嬉しい働きが盛りだくさんですが、男性更年期障害や薄毛の予防にも有効性が示されています。

●更年期障害の緩和
●PMS(月経前症候群)の緩和
●生理不順の改善
●不妊の改善
●シワを薄くし美肌をサポート
●腸内環境の改善
●AGA(男性型脱毛症)の予防・改善

エクオールの安全性や副作用

最近話題で、その働きから摂りたいと思う方が多いエクオールですが、エストロゲン様作用を持つことから、乳がん、子宮ガンなどのホルモン感受性疾患の方は摂取を控えるか、医師に相談の上、摂取を検討する方がよいでしょう。

また、妊娠中や授乳中などのデリケートな方や、大豆アレルギーの方は摂取を控えましょう。

上限量や摂取量などの定めがない成分ですので、目安量を超える過剰摂取は控えましょう。
身体に良い成分も過剰に摂り過ぎるとマイナスに作用することがあり、つまり「薬も過ぎれば毒となる」ですので、口コミなどには注意しましょう。

エクオールサプリメントの選び方

基本的に栄養素は、まず食事からの摂取を意識して頂きたいところですが、エクオールに関しては食事から直接摂取することが出来ないので、成分を摂りたい方はサプリメントを利用することになります。

現在のところ、私が確認できているエクオールサプリメントの原材料は「大豆胚芽抽出発酵物」「大豆胚芽発酵物」「発酵大豆イソフラボン」「大豆発酵抽出物」の4種類です。

間違いやすそうな表記に「エクオール生成をサポート」といった見出しで大豆イソフラボンサプリメントがありましたので注意して下さい。

エクオールが作れるか?は検査できる

優れた作用を持つエクオールですが、体質によって”作れる人”と”作れない人”がいます

ポイントは腸内フローラでエクオール産生菌が活動しているかどうか?です。

サプリメントを摂る前に、そもそも「自分の身体はエクオールを作れるのか?」というのはどうしても気になる点だと思われます。

現在では、エクオール産生能を自宅で調べられる郵送検査キットの販売が行われていますので、気になる方はサプリメントを摂取する前に1度チェックするとよいでしょう。

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エクオールと大豆イソフラボンとの違い

大豆イソフラボンが腸内細菌のチカラによって変換されて生まれるエクオールですが、両者には大きな違いがあります。

大豆イソフラボンの働きは大豆食品などを食べることで期待できますが、エクオールの働きは大豆食品を食べた上で、エクオール産生菌が活動していないと生成されることはありません。

つまり、大豆イソフラボンが腸から吸収される時に、ダイゼインという成分で吸収されるか、エクオールという成分として吸収されるかという大きな違いがあります。

このように違いはありますが、大豆は優れた栄養価を持っていますので、エクオールを作れるかとうがとは別にして、積極的に食生活に摂り入れていきましょう。

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