乳酸菌(プロバイオティクス)で快腸習慣!

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乳酸菌の効果・効能とは?

テレビCMや広告でもお馴染みで、最近はスーパーやコンビニでもよく見かけます。

乳酸菌とは、糖を分解して乳酸を作り出す微生物(善玉菌)のことで、私たちの腸内には多くの種類が存在し、お腹の調子を整えるお手伝いをすると考えられています。

乳酸を作り出す微生物は他にも存在しますが、糖を分解してできる代謝物のうち50%以上を乳酸がしめているものを乳酸菌と呼んでいます。

ヒトの体内以外では、チーズやヨーグルトなどの乳製品、漬物や味噌などになどの発酵食品などに存在しています。

乳酸菌の種類は300以上もあると言われており、それぞれに特徴があり、乳酸菌入り商品のラベルに「〇〇属△△種□□株」といった表示がありますが、これが生物学的な分類なのです。

個別に調べることは、なかなか難しいので、まずは乳酸菌の総合的な働きを確認しましょう。

乳酸菌の優れた働き!

♦腸内環境をキレイに整える
乳酸菌の持つ効果としてみなさんのイメージにあるのが腸内環境の改善ではないでしょうか。乳酸菌は善玉菌を増やす作用があり、腸内をキレイに保ち、便秘予防や解消に役立ちます。

「便秘ぐらい・・・」と軽く考えてはいけません。
便秘とは老廃物を体内に溜め込んでいる状態で、この老廃物には様々な有害物質が含まれており、長く留まることで体に様々な悪影響を起こします。
ニキビや吹き出物など様々な肌トラブル等の原因の1つに、腸内の老廃物の腐敗があります。

つまり、健康だけでなく、美容のためにも腸内デトックスは重要なのです。

腸内には、腸内環境を良くする善玉菌と悪くする悪玉菌、そして優勢な環境の方につく、いわば中性的な立場の日和見菌という3種類の細菌が存在します。

♦免疫力の向上
免疫は私たちの健康生活に非常に大切な役割を果たしており、新しいウイルスや細菌が発生している現代では免疫力を高めて予防することが何より重要となっています。

実は免疫細胞の約6~7割は私たちの「腸」に存在していて、免疫細胞が活発に活動できるのも、腸内環境(腸内細菌のバランス)によるものなのです。

つまり、腸内の免疫細胞を強くすることが、免疫力を高めることに繋がるのです。

一般的に小さな子供とお年寄りは免疫力が低い傾向にありますので、免疫機能に大きく関わっている乳酸菌を積極的に摂ることは良い習慣だと思います。

♦アレルギー症状の緩和
花粉症や鼻炎、アトピー性皮膚炎に代表されるアレルギーは、花粉・ダニ・ほこりなどのアレルゲンによって、過剰な免疫反応(免疫システムの異常)が起こり症状が発症します。

免疫機能のバランスが崩れて起こるアレルギー症状に対して、免疫機能の正常化や強化に役立つ乳酸菌は、二次作用としてアレルギーの緩和にも期待されています。

乳酸菌|「健康食品」の安全性・有効性情報

子供にも安心!

国立健康・栄養研究所の健康食品の安全性・有効性情報」によれば、「”適切に用いれば経口摂取で安全性が示唆されている。12ヶ月間までは安全と思われる。”副作用はとくに知られていないが、小児においては下痢が起こることがある。」とされており、記載されており、個人的な見解になりますが、非常に安全性が高いと考えらえます。

ただし、これは乳酸菌に対するものであり、乳酸菌を含む飲料や健康食品では、他の栄養素や添加物が用いられていると考えられますので、その点にはご注意下さい。

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