乾燥肌対策!かゆい症状を食べ物でケア!

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乾燥に負けない健康な肌を作ろう!

乾燥肌は女性に限らず、男性や子供にも増えてきてる肌疾患です。

乾燥肌とは、気温が下がり空気が乾燥することによって、体がカサつき、それまで気にならなかった刺激に肌が敏感になって、かゆみを伴ってしまう肌トラブルです。

乾燥肌において、最もやっかいなものがこの「痒み」なのです。

えっ?かゆみぐらい我慢すれば・・・。

と思われた方、残念ながら重度の乾燥肌において、かゆみに対して「掻く」という行為は一種の条件反射で行われるほど辛く酷いものなのです。

そして、掻いてしまうと肌に炎症が生じて、さらなるかゆみを招くだけでなく、傷口から雑菌が侵入してしまう場合もあり、後はこの悪循環の繰り返しです。

そして乾燥期が過ぎて肌の痒みが落ちついた頃、「掻く」という摩擦刺激で起こった黒ずみ(色素沈着)に悩まされてしまいます。

肌トラブルの予防・対策時期がいま!

なぜこのタイミングで乾燥肌の話を?もう冬も終わるのに?

と思われる方も多いと思いますが、実はこれからの時期の対応が次の乾燥期における予防・対策の肌作りの時期だからなのです。

例えば、夏の熱中症の予防のために、夏場は水分補給を行う方も多くなりましたが、熱中症になりやすい方の多くが普段の水分摂取量が少ないことが関係しており、特に冬場においては微量しか摂取していないという話をよく聞きます。

私がそのような方に相談された際には、むしろ「今の時期から意識して摂取して、夏場に1日1.5ℓ~2ℓ摂れるように体質を改善しましょう。」とアドバイスします。
水分といえど、急激な摂取は体に負担になってしまいますので、その対策が必要なのです。

乾燥肌においても、冬場が過ぎると、かゆみが落ち着ちつき放置する方が多いですが、乾燥肌が改善された訳ではありません。

この症状が落ち着いている時期こそ、次の冬場への予防・対策をしっかり行うべきです。

乾燥肌を食事やサプリメントでケア

乾燥肌の状態とは、表面の肌バリア機能が壊れている状態です。
かゆみや炎症が酷い場合には、皮膚科の受診や市販の医薬品でまずは症状を抑えましょう。

市販薬を購入の際には、主に「かゆみ止め成分」「抗炎症成分」「保湿成分」が配合されていると思いますので、症状に合わせてお選び下さい。

その後は、乾燥肌への根本的なケアになりますが、これには医薬品やスキンケア化粧品だけでは不十分で、どうしても生活習慣、特に食生活の改善が関わってきます。

食生活の乱れは、肌の維持に大切な栄養素が不足するだけでなく、ターンオーバーの乱れをも引き起こしますので、必要な栄養素をしっかり摂取し、皮膚を健全な状態に戻しましょう。

皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素

栄養機能表示対象のビタミン・ミネラルの中で「皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素」という表示を許可されている栄養素があります。

亜鉛、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンB群(B1、B2、B6、ナイアシン、ビオチン、パントテン酸)が上記の表示を許可されていますので、まずはこれらを多く含む食品やサプリメントを利用して、しっかり摂取することが大切です。

栄養機能食品 – 消費者庁

乾燥肌の情報を見ていると、ヒアルロン酸やセラミド、コラーゲンなど肌の構成に必要な栄養素がいいかも?と思われるかもしれません。

これらを摂取して悪い訳ではありませんが、まずは必須栄養素からというのが私の考えです。

乾燥肌と入浴の関係とは?

乾燥肌を招く原因としては、加齢や生活習慣、生活環境など様々ですが、症状を悪化させる大きな原因として”入浴”が考えられます。

顔においては、汚れやメイクを落とすために力を入れて洗ったり、ダブル洗顔などの誤ったスキンケアによって、天然保湿因子や皮脂まで洗い出してしまうことが考えられます。

体を洗う際にも、表面を傷つけてしまうナイロンタオルやブラシの使用を避け、優しく洗うことが大切で、入浴時には強い刺激を避けるため、ぬるめのお湯につかるようにしましょう。

季節に関わらず、入浴・洗顔後は、水分が蒸発しやすく乾燥しやすい状態ですので、出来るだけ早く保湿ケアを行うように心がけて下さい。

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