基本の食事はしっかりと!
酷い疲れや疲労、また忙しい時などにはサプリメントを活用してみてはいかがでしょうか?
とはいえ、サプリメントは食事の代替えとなるものではありませんので、サプリメントを摂取して食事を抜くことは基本的にNGであり、食事は食事でしっかり摂取する必要があります。
また、よく勘違いされる点ですが、サプリメントは薬ではありませんので、継続してずっと摂取しないといけないということもまったくありません。
(定期購入というキーワードが多いため、誤解を招きやすいですが…。)
ですので、酷い疲れが続くシーズンや、最近のように夜は寒く・昼は暑いという体調を崩しやすい時期など一時的に利用するということができるものサプリメントの利点なのです。
近年では、十分なカロリー摂取ができている一方で必要な栄養素の摂取ができていない人が多いといわれている事からも、サプリメントの利用は効果的でしょう。
一方で、万能なサプリメントはというものは無く、人それぞれに足りていない栄養素には違いがあるということを知っておいて下さい。
実は重要?糖質という存在!
酷い疲れには単に身体的なものだけでなく、脳疲労や精神的な疲労が複雑に関係しています。
特にデジタル社会の現在では、脳が働き続けていることが多くなっています。
実は、脳は常に大量のエネルギーを消費している器官で、脳は糖質からしか栄養を得ることができない仕組みになってるのです。
ですので、ダイエットの天敵と考えられている糖質も、脳の疲労回復には欠かせないものですので、過剰摂取でメタボや肥満にならない様に適量の摂取が重要です。
また、三大栄養素のタンパク質は身体疲労に欠かせません。
筋肉は水分を除くと約80%がタンパク質となっており、体を動かす仕事やスポーツの後には筋肉を修復するための材料となるタンパク質の摂取が疲労回復に働きにもます。
代謝に欠かせないビタミン
ビタミンの中でもビタミンB群は体内の多くは代謝に深く関わっています。
ビタミンB1・ナイアシンは糖質の燃焼をスムーズにさせる働きがあり、ビタミンB2・パントテン酸は脂質の燃焼をサポート、ビタミンB6はタンパク質の代謝に欠かせません。
また、VDT作業を頻繁に行う方はビタミンAを大量に消費してしまいますが、ビタミンAは目が光を感知するのに必要なロドプシンの主成分で、目には欠かせない栄養素なのです。
ビタミンDにはカルシウムの吸収をサポートする働きがあり、健全な骨や筋肉を作るために重要な役割を担っています。
13種類の中でも最も知られているビタミンCは、美容成分として人気ですが、ストレス社会の現在においては抗ストレスビタミンとしても優れた成分なのです。
ストレスに対抗する為の副腎脂質ホルモンの生成にはビタミンCが多量に使用されますので、ストレスを受けると心を守るためにビタミンCが減少するとも考えられています。
バランスを整えるミネラル
ビタミンに比べると認知度が低いミネラルですが、カルシウムやマグネシウム、亜鉛・鉄分などはミネラルに区分される成分です。
ミネラルは身体のバランスを整える成分が多く、例えば代表的なカルシウムとマグネシウムは、両者がバランスよく「筋肉の収縮と緩和」や「血圧の上昇・下降」を行っています。
ふくらはぎ筋肉の痙攣「こむら返り」の原因の殆どがマグネシウム不足と関係してるのです。
一方で、より血圧に深く関係している成分としてナトリウムとカリウムがあります。
カリウムにはナトリウムの摂取によって上昇した血圧を下げて正常に保つ働きがありますが、そもそもナトリウムが不足しても重要なことになってしまいます。
普段は「塩分控えめ」など過剰摂取が気になるところですが、これからの時期、夏場においては逆に「塩分補給」「塩分チャージ」などの言葉を目に耳にしませんか?
体内の水分量はナトリウムとのバランスで決められており、このバランスが崩れると、嘔吐、脱水症状や痙攣などの症状を引き起こしてしまいます。
そのため発汗が多い夏場における熱中症対策としては、水分だけでなく汗とともに失われるナトリウムの補給のため適度な塩分の摂取が必要なのです。
さらにミネラルの中でも「亜鉛」と「マグネシウム」は体内での様々な生理機能に重要な働き果たしている酵素の構成や活性化に深く関わっていますので、疲労ケアにも大切です。
サプリメントはどうやって選ぶ?
必要となる栄養素は人それぞれで、現在では以上に多くのサプリメントが販売されていますので、どれを選べば良いのか悩む方もいらっしゃるでしょう。
例えば、生野菜や果物をあまり食べない方はビタミンCを積極的に摂ってほしいですし、習慣的に身体を動かす方はアミノ酸を合わせた摂取もよいでしょう。
水素・グルコサミン・コンドロイチン・アントシアニン・ルテインなど人気の栄養素は様々ですが、基本的には五大栄養素を補うためのサプリメントがお勧めです。
食事>サプリメント(五大栄養素)>サプリメント(その他)といったイメージです。
代表的な脂質系サプリメント
代表的なタンパク質系サプリメント
代表的なビタミン系サプリメント
代表的なミネラル系サプリメント