食物酵素とは?酵素サプリメントを賢く選ぶために!

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酵素パワーを味方につけるためにも、食物酵素をしっかり知りましょう。

食物酵素とは?

食物酵素とは、体内で合成される酵素とは違い、身体の外部から取り入れる酵素の事で、胃酸などで分解されて効果を失ってしまいます。

ただし、酵素が含まれている食材は、消化の良い状態になっており、その分だけ、消化酵素などの使用が節約できますので、結果的に体内酵素をサポートすることに繋がります。

例えば有名なものに、パイナップル酵素やパパイヤ酵素がありますが、酢豚にパイナップルを混ぜるのは味覚的な美味しさに加えて、お肉を柔くする作用がありますが、この「お肉を柔くする」という働きは、パイナップルに含まれるタンパク質分解酵素による効果です。

食物酵素を多く含む食品とは?

フレッシュの野菜や果物、味噌や納豆・お漬け物などの発酵食品に酵素は多く含まれます。

野菜としては、レタス、セロリ、キャベツ、トマト、きゅうり、大根、人参などがあり、果物には、バナナ、アボカド、りんご、パパイヤ、パイナップルなどがあります。

野菜や果物は酵素が多い食品ですが、調理法によって含有量が激減してしまいます。

食物の酵素は、約50℃以上の熱を加えると活動しなくなってしまいますので、茹でる、煮る、炒める、揚げるなど加熱調理ではなく、「スムージー」や「手作りフレッシュジュース」は優秀な補給源と言えますし、野菜や果物の「すりおろし」も良いでしょう。

これは酵素サプリメントや酵素ドリンクにも同様のことが言えますので、購入を検討されている方はメーカーの加工法をしっかりチェックして下さい。

体内酵素は消耗品です!

体内酵素の主な働きとしては、健康維持のための細胞の修復、消化、解毒です。

ですので、消化と解毒に体内酵素を使い過ぎることは、健康被害を招く要因になってしまいます。「小食が体に良い」と言われているのも、消化に使用される酵素が節約されることに関係しているとされています。

「解毒」には悪い生活習慣の代表とも言われる「たばこ」「アルコール」が関係します。
喫煙や飲酒は、体内で大量の活性酸素を発生させてしまいます。そしてこれらを除去するためにSODなどの抗酸化酵素が使われるのです。

現代人の生活は、体内酵素を消耗しがちなのです。
体内酵素は無尽蔵に作られるものではなく、また、一生の間に作ることのできる酵素の総量は、個人個人によって限界があるとされていますので、「消化」や「解毒」での消耗を減らさないように生活習慣の改善を心がけましょう。

補酵素の重要性!

「酵素」というキーワードへの注目度から、認識が薄れがちですが私たちが日常的に摂取しなければいけない成分に「補酵素」があります。

補酵素とは、主にビタミンやミネラルなどの栄養素で、酵素の働きサポートします。

酵素と補酵素は互いに密接な関係にあり、タンパク質から出来ている酵素は、単体では消化や代謝活動の働きを行うことが出来ませんし、逆に、補酵素も単体では体内で化学反応(生命活動)を行うことが出来ないのです。

このように酵素を活かすためにも補酵素欠かせないパートナーなのです。

三大栄養素にビタミン+ミネラルを加えて、五大栄養素と呼ばれていることからも重要性が分かると思いますので、食事やサプリメントでしっかり補って下さい。

<よく知られている補酵素>

ビタミンB群(B1、B2、B6、B12、葉酸、ビオチン、ナイアシン、パントテン酸)、亜鉛、鉄分、マグネシウム、コエンザイムQ10など

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