日光浴の大切さ!不眠症対策

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近年は太陽光を浴びる機会が減ってきています。
これはPCの普及によってデスクワークが増えたり、紫外線の影響によってシミ・シワが増えたり、皮膚がんになる危険性が高まると知られてきたことが関係しています。

日光を浴びることはマイナスイメージが強いですが、「体内時計の調節」や「ビタミンDの生産」など日光を浴びることでプラスになることも多く、特に不眠症で悩んでいる方は、朝日を十分に浴びることをお勧めします。

日光浴の効果とは?

●心身の調子を整える
太陽の光を浴びると、脳内でセロトニンという物質が分泌されます。
別名「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンは、精神を安定させたり、気分を向上させてくれる働きがあります。

●骨を健康を保ち、筋肉の衰えを防ぐ
太陽光を浴びることで体内ではビタミンDが生成されます。
ビタミンDにはカルシウムの吸収を促進して骨を丈夫にする働きや、タンパク質の合成を促進して筋肉や神経細胞が活性化に役立ちます。

●ダイエットサポート
実は太陽光を浴びることは「ダイエットに効果」があると言われています。
ビタミンDには脂肪を燃焼させやすくする効果があり、太陽光を浴びることで脂肪を蓄える働きが減少し、 脂肪が溜まり難い体になると言われています。

●快眠効果
日光浴で生成されるセロトニンは夜になると「メラトニン」という物質に変化します。
メラトニンには、脳内の温度を下げて眠りを誘発する作用があるとされておりめ、日中に太陽光を浴びることで夜眠りやすくなります。

●健康長寿に寄与
日光浴をして生成させるビタミンDには、免疫力を高める作用、血圧を下げる効果、血管を拡張させる作用、さらにガン予防にも期待されています。
体内のビタミンDの量が多いほど、死亡リスクが低くなるという研究データがあります。

不眠症と日光浴の関係

不眠症は、なかなか寝付けなかったり夜中に何回も目覚めてぐっすり眠れない・・・そして朝起きられない、といったとても辛い症状です。

不眠の対策は色々ありますが、習慣的に1番基本となるのが、朝の太陽の光を浴びて体内リズムを整えることです。

ご存じかもしれませんが、私たちの体内時計は1日25時間になっており、太陽の光を浴びることでそれをリセットして24時間の生活リズムを保っているのです。

といっても不眠症を抱えていると、その朝に行動することはしんどいですよね。

ほんの少しづつでいいんです。

例えば、最初はベットに横になりながらカーテンを開けて10秒ぐらい日光を浴びるぐらいから初めていいんです。1日で15分ほどの日光浴を意識しましょう。

そうすることで、セロトニンが分泌されて、13~15時間でメラトニンに変化して睡眠を促してくれます。そして朝日を浴びてメラトニン分泌がストップするという流れになります。

また、昼間に日光を浴びることにも効果があります。

昼間に日光をたくさん浴びると、体内でストレスホルモンが分泌されます。名前だけだと悪いイメージをもたれるかもしれませんが、このストレスホルモンが分解されることで、睡眠物質に変換されますので、昼間に活動すると、そのぶん夜に眠くなる仕組みがあるのです。

できることからはじめましょう。

正しい習慣というものが判っていても、それができないのが病気の難しいところです。

また、夜専門や24時間サービスを提供しているお店も増え、シフト制・夜勤といった勤務体制が増えています。これは私たちの生活が豊かになっている反面、それを支えてくれている人たちが増えているということに他なりません。

ですので、まずは自分が出来る部分を探して、少しの行動から始めてみてください。

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