グルコサミンの効果や副作用とは?

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口コミランキングでも人気のグルコサミンの効果や副作用について紹介します。
グルコサミンは単体での摂取よりもコンドロイチンと合わせて摂ることで相乗効果に期待されていますが、まずはグルコサミンを知ることから始めましょう。

グルコサミンの効果とは?

関節痛を緩和・改善
グルコサミンには、軟骨細胞を刺激して、軟骨の生成を促す働きがあります。
また、軟骨内で弾力性と柔軟性を作り、膝などの関節を保護している重要成分「プロテオグリカン」の材料となり、新たな生成を促進する働きがあります。

これらの作用によって、関節痛や変形性膝関節症に有効だとされています。

これまで磨り減った軟骨を再生する方法は、殆ど無かったので、肘や膝に痛みを抱えている方には希望の成分となっています。

グルコサミンにおける臨床試験は、日本や諸外国でも数多く行われており、変形性膝関節症の緩和や改善効果の報告が発表されています。

また、消費者庁の「食品の機能性評価モデル事業」においても、変形性膝関節症の症状改善に対して『B』という優れた評価を受けています。
<B:機能性について肯定的な根拠がある>

血液の流れをスムーズに
グルコサミンには、血小板の凝集作用を抑制して血流をスムーズにする効果があることが明らかになっており、動脈硬化や脳梗塞などの生活習慣病の予防にも期待されています。

グルコサミンは効果が無いっていうけど?

この事ついてはどのように説明すればよいか難しいところです。

良心的なサイトを見ると、消費者が誘導的な購入に至らないよう情報を提供しているようで、グルコサミンには肯定的論文が多いですが、否定的論文も確かに見受けられます。

グルコサミンを摂っても吸収の際に分解されますので、再度、体内でグルコサミンを生成しないといけません。また、生成されたグルコサミンが問題となっている箇所に届くかどうかも確かではありません。といった感じでしょうか?

似た分類の成分にコラーゲンがあります。
コラーゲンを摂ってもそのままコラーゲンとして吸収される訳ではありません。
また、体内でコラーゲンが再合成されても肌に届く保証もありません。

また、美白目的で摂取したビタミンCも免疫機能の向上やストレスに対抗するホルモンの分泌に使用されると、美白作用まで届きません。

私たちの体は、私たちの思うままには働かないのです。
このように考えるとほぼ全ての栄養素に同様のことが言えるかもしれません。

ですが、不足している栄養素は摂らないと何も始まりません。

一方で、グルコサミンを摂れば問題が解決する訳でもありません。

私が膝を痛めている方の相談を受けた時には、まずは膝に負担が少ない水泳などで、膝の筋肉を鍛えることをお勧めします。
かつ、体重を減らすことで膝への負担を減らし、平行してお望みならグルコサミンなどのサプリメントを摂ってみてはいかがでしょうか?といった感じでお答えします。

ダイエットもそうですが、ライフスタイルというケアも合わせて行うことが重要なのです。

グルコサミンの副作用について

グルコサミンは、もともと体内で合成される成分であるため安全性が高く、重篤な副作用等は報告されていませんが、軽い胃腸症状は報告されています。
また、下記のような場合は注意して下さい。

●グルコサミンは糖の1種ですので、糖尿病の方は血糖値の変化に注意が必要です。
●若い方が長期に渡り摂取すると、自然な軟骨再生力を弱める可能性があります。
●抗凝血薬などの医薬品との併用は、薬の作用を増強する可能性があります。

また、一般に流通しているグルコサミンの原料には甲殻類から抽出した成分が使われていますので、甲殻アレルギーの方は避けた方がよいでしょう。
最近では、トウモロコシなどの植物由来のグルコサミンありますので、しっかりと原料のチェックをして体質に合わせて選んで下さい。

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