水素サプリメント比較？ランキング？

健康や美容に興味がある方にとって『水素』はともて魅力的に見えると思います。

このように多くの方が気になるキーワードは、一方でネット戦略のターゲットとなるキーワードにもなり、いわゆる『ランキング』や『比較』といったサイトが多発してしまいます。

何かを調べていて「同じようなサイトばっかり？」と思ったことはありませんか？

私も”水素サプリメントの種類ってどのくらいあるんだとう？”と調べてみても、普通に検索すると目的の情報にはなかなか辿り着けません。

インターネットが普及した現代社会において、こういった状況はサプリメントや美容分野だけでなく、ニーズが高い分野においては、ほぼ同様の現象が見受けられます。

ですが、サイトは今後も増加し続け、また情報収集にはさらにネットが使用される時代になっていくと思われますので、私も含めユーザー側には見るチカラ・見極めるチカラを高めることが求められていくでのしょう。

では本題に戻りまして、水素サプリメントを選ぶためのポイントとしては、大きく下記の3点が重要となります。

①コスト（価格）
②水素濃度、酸化還元電位
③安全性（不要な添加物の有無）、品質管理

特に③を重要視して、自分に合ったものを選んで下さい。
サプリメントは継続的に摂取するものなので、安全面を大切にしましょう。

また、サプリメントの口コミやレビューは他者の実感でしかありません。
良い評価よりも悪い評価を参照すると問題点が見えやすくなります。

下記より水素に関する情報を簡単に紹介していますので参考にしてみて下さい。

• 水素とは？
• 水素の効果や効能って？
• 水素に副作用とは？
• 水素サプリメントの原料は？
• 水素濃度と酸化還元電位の違いって？

水素とは？

水素とは「水の素」という意味で名付けられた元素で、宇宙一小さい分子で、宇宙全体で一番多く存在しています。

学生時代に学んだ「元素の周期表」で一番最初に出てきたのが水素（H）でしたね。

水素は地球上では無色・無臭・無害で、空気より軽い気体であり、殆どの水素は、水（H₂O）のように化合物として存在しています。

ちなみに私たちが日常で水素と言っているのは『H_2』で、水素原子２つが結合して安定した水素分子、いわゆる水素ガスのことです。

元素としての水素は知っていても、私たちの健康に役立つと判明したのは2007年に日本医科大学の太田成男教授の研究チームは医学雑誌の最高峰「NatureMedicine」にて『水素（Ｈ２）の生体への有効性』を発表されたことによるので、つい最近のことだと言えます。

また、クリーンエネルギーとしても注目されており、工業・産業でも幅広く活用され私たちの生活を支える存在となっているのです。

水素の効果や効能って？

水素の持つ効果を簡単に言えば『身体に優しい抗酸化作用』になり、水素の抗酸化効果は大きく下記の2つの特徴を有しています。

この働きを理解するためには、活性酸素の存在を十分に知る必要があります。

なにかと悪者扱いされている「活性酸素」は、体内に存在する量が適量であれば、優れた殺菌能力を発揮して、ウイルスや細菌などの有害な物質を退治してくれている存在となりますが、活性酸素の量が必要以上に増えてしまうと、その標的がウイルスだけでなく細胞も向かってしまい、老化をはじめ、様々な病気や体のトラブルなどの元となってしますのです。

活性酸素にも種類があり、反応の弱いものを『善玉』、反応の強いものを『悪玉』として考えられており、問題視されているのは悪玉活性酸素の存在なのです。

単純な還元力（抗酸化力）では、水素はビタミン類・カロテノイド類・ポリフェノール類の持つ抗酸化力に比べてが弱い存在ですが、悪玉活性酸素にピンポイントに反応することで、身体に優しい抗酸化物質だと言われています。

数多い抗酸化物質の中でも、このように特徴を有するものは非常に少なく、水素を除いてはアスタキサンチンのみかも知れません。

水素の副作用とは？

水素そのものは、無味無臭の物質で人体に無害と言われていますので、水素は極めて安全性が高く副作用が殆どない成分だと考えられます。

また、多量に摂取しても過剰な分は水として体外に排出されますので、過剰症の心配も特にないと思われます。

ですが、私たちが水素を効率的に摂り入れようとすると、「サプリメント」や「水素水」のように水素を保持する形状を作り出す必要がありますので、使用されている原料や添加物などの原材料はチェックするようにしましょう。

水素サプリメントの原料は？

数多くある口コミ・比較ランキングサイトでは、「･･･だから▲▲原料よりも●●原料が良い」といった表現も見受けられますが、そもそも水素サプリメントの原料にはどのようなものが使用されているのかを知っておいて下さい。

サンゴ由来

サンゴの持つ特長として、内部に微細な孔が無数に空いた「多孔質」と呼ばれる構造を持ち、その総表面積は普通の形の1000倍以上と言われています。

この構造を持って強力な吸着力を保持しているサンゴの特徴になっており、優れたサンゴの吸着力に水素を結びつけることで保持し、サプリメントの原料として使用されています。

原材料の表記には、「水素サンゴパウダー」「水素焼成サンゴ末」「サンゴ（珊瑚）カルシウム 」などの名称で記載されています。 

精製岩塩由来

精製岩塩由来の水素サプリエメントは、岩塩の中に含まれるミネラルである「マグネシウム」に水素を吸着させるもので､水と反応して水素を発生した後は、食品として認可されている水酸化マグネシウムになりますので、他の原料に比べて安全性が高いと言われています。

「塩」という文字が入っていますが、精製時にナトリウムは除去されています。
原材料の表記には「精製岩塩」などの名称で記載されています。

マイクロクラスター

ナノレベルのシリカと微量ミネラルを配合したパウダーで、体内で水分と反応すると膨大な量の水素を発生させると言われています。

マイクロクラスターは、クエン酸カリウム・炭酸カリウム・シリカ(二酸化ケイ素)・硫酸マグネシウムの4つから構成されていますので、原材料の表記にはこれら4つが表記されています。

水素濃度と酸化還元電位の違いって？

水素サプリメントや水素水などを探していると、『水素濃度(ppm)』『酸化還元電位(mV)』という言葉をよく見かけると思いますが両者の違いとはどのようなものでしょうか。

ここで難しい点としては、水素濃度は水素そのものの量のことで、酸化還元電位は水素以外にも還元作用を有する成分が入っていればその作用も反映して数値化されるという点です。

一般的にサプリメントの含有量等はカプセル充填して販売される形状になってから、(財)日本食品分析センターなどの第三者機関に検証を依頼します。

つまりは水素サプリメントの紹介ページで『優れた還元力です！』といっても、それが水素単体によるものなのかが判り難いということです。