大人気のDHA・EPA!適切な摂取量は?

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DHA・EPAの適切な摂取量とは?

様々な種類があるサプリメントの中でも、ダントツで支持が高い成分に「DHA・EPA」
がありますが、このEPA・DHAって実は三大栄養素の中の脂肪に分類されます。

3大栄養素の炭水化物(糖質)、たんぱく質、脂質にビタミンとミネラルを加えて五大栄養素になるのです。ですので、基礎栄養素としてDHA・EPAは個人的にもオススメします。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」では、EPA 及びDHA を1g/日以上摂取することを推奨しています。

DHA・EPAが分類されている〔n-3 系脂肪酸〕は、耐性上限量が設定されていませんので、基本的に過剰摂取の心配はないと考えられますが、1日3 g以上の摂取すると、凝血能が低下し出血傾向が起きることがある報告がありますので、3g以内での摂取が無難と考えられています。

薬も過ぎれば毒となるという”ことわざ”があるように、どれだけ健康によいといっても、過剰に摂取するし過ぎると逆に害をもたらす可能性があります。

ポイントは1度に大量に摂取するのではなく、必要量をしっかり継続して摂ることです。

よくご質問されていた内容で、大トロ(魚)と霜降り(牛)を同じように考えている方がいましたが、霜降り(牛)の脂は飽和脂肪酸で摂り過ぎるとコレステロールを増やし、生活習慣病の原因となりますが、大トロ(魚)の油は不飽和脂肪酸です。

脂はのっているほうが含有量は高くなるので、つまり、マグロのトロはDHA&EPAが豊富なので、マグロ独特の風味や値段の問題、魚油が苦手でなければどんどん摂って下さい。

「油」は常温で液体、「脂」は常温で固体です。このように「融点(溶け出す温度)」の違いによって用い方が変わります。牛=脂、魚・植物油=油といった感じです。

一部の医薬品との併用はご注意下さい!

DHA&EPAの代表的な働きに、血液をサラサラにする作用があります。
ですので、特に抗凝固薬・抗血小板薬との併用には注意が必要です。

血液をさらさらにする薬の「抗凝固薬」と「抗血小板薬」との併用は、出血が止まり難くなる危険性がありますので、受診されている医師に相談の上、摂取する方が良いでしょう。

体質的に、出血が止まりにくい方も同様です。

血液をサラサラにする薬の詳細については下記をご参照下さい。
血液をさらさらにする薬 | 国立循環器病研究センター

また、DHAとEPAには血圧を下げる作用も確認されていますので、血圧降下剤を服用している方もご注意して下さい。同時摂取は血圧が下がり過ぎて低血圧症を招く可能性があります。

優れた成分「DHA・EPA」

上記に注意すればDHA/EPAは非常に優れた成分です。

血液をサラサラにする事で得ることが出来る恩恵は非常に大きいものです。
その他にも、脳・目への作用、ダイエット、アレルギー、アンチエイジング、メンタルケアなど非常に多岐に渡ります。

DHA&EPAサプリメントの原材料は魚油が主流となっていますが、「クリルオイル」や「ハープシールオイル」などが原料となっているものを増えていますので、魚油が苦手な方は一度、魚油が苦手な方へ!DHA・EPAの摂取を諦めないで!! をご覧ください。

栄養素DHA&EPAの効果効能については別の機会でご紹介させて頂きます。

非常に優れた成分であるDHA&EPAですが、世界有数の魚食文化を持っていた日本において、近年、魚離れが深刻化しています。
皆さんも既に承知のことだと思いますが、実はこれだけが原因ではありません。

食べる魚の種類にも問題があるのです。 昔は、アジ・サバといった青魚が主流だったのに対して、近年はマグロ・鮭などが主流になっています。

DHA/EPAは青魚や脂がのった魚に豊富に含まれています。

さらに、煮る・焼くなどの調理法によってその量は減少します。

理想は生(お刺身など)食べることですが、調理をする場合には、ホイル焼きや蒸し焼き,煮込みなどにし、魚から出た油や煮汁まで一緒に食べることを意識すると良いでしょう。

現在は、多忙な時代になり、魚を食べる習慣がない、料理をほとんどしないという方は、サプリメントでの積極的に摂取することををオススメします。

DHAサプリメント市場での、シェア率はサントリーが圧倒的なような気がします。
初めてという方は、どのような商品なのか参考にすると良いでしょうね。

サントリーウエルネスオンライン

さらにワンランク上の魚油の摂取を目指す方は、DPA(ドコサペンタエン酸)という言葉をご存じだと思います。
DPAもDHA・EPA、α-リノレン酸と同じくオメガ3系列脂肪酸に分類されるもので、最近、注目を高めている成分です。
魚に含まれる脂肪分であるため、より自然に近い状態でということであればDHA・EPA・DPAが入っているサプリメントが良いでしょう。

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※最後に

最近よく「〇〇監修サプリメント」といったものをよく見かけます。

”監修”の意味を検索して頂ければわかりますが、これは監督・指揮しているだけです。
〇〇には肩書を持っている方が多いですが、だからといって健康食品の枠を超える訳ではありませんがし、その商品を保障している訳でもありません。

それが悪い訳ではありません。表記によって”安心を得る”というメリットもあります。
このことを知るだけでも、また一歩「上手なサプリメント選び」に役立つと思います。

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