ミドリムシ(ユーグレナ)とは?
ミドリムシは、ユーグレナ植物門ユーグレナ藻綱ユーグレナ目に属する藻の1種で、名称としてミドリムシの代わりに「ユーグレナ」を用いることもあります。
ミドリムシという名称から「虫」がイメージされるかもしれませんが、藻であるミドリムシは単細胞生物になります。
この名前、何となく聞き覚えがありませんか?
そう、そうです。小学生の時に顕微鏡で見たことありまんか?あの微生物(植物プランクトン)がミドリムシです。
ミドリムシは体長約0.1mmで、水田などではごく頻繁に発生します。
光合成によりCO2を吸収する植物の性質を持ちつつ、鞭毛(べんもう)という器官で動物のように動き、光合成能力が高い特徴を持っています。
豊富な栄養素成分を含有!
ミドリムシには、下記の全59種類の栄養素が含まれています。
ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB群(B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、α-カロテン、β-カロテン
カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄、カリウム、リン、ナトリウム、マンガン、銅
バリン、ロイシン、イソロイシン、アラニン、アルギニン、リジン、アスパラギン酸、グルタミン酸、プロリン、スレオニン、メチオニン、フェニルアラニン、ヒスチジン、チロシン、トリプトファン、グリシン、セリン、シスチン
DHA、EPA、パルミトレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エイコサジエン酸、アラキドン酸、ドコサテトラエン酸、ドコサペンタエン酸、ジホモγ-リノレン酸
パラミロン(β-グルカン)、クロロフィル、ルテイン、ゼアキサンチン、GABA、スペルミジン、プトレッシン
ミドリムシ独特の成分として、キノコ類などにも含まれているβ-グルカンの一種である特殊な天然物質「パラミロン」があります。
パラミロンは、コレステロールなどの不要物を取り込むことが可能と言われており、また、食物繊維のように吸収されずに排出されるほか、様々な働きをすることがわかっており、今後の活用が期待されている成分です。
また、体内で不要な物質を吸い取って、排出するだけでなく、プリン体を摂取した時の吸収を抑制する働きもあるため生活習慣病の予防にも期待されています。
優れた吸収率!
みどりむしが注目されている特徴の一つに、優れた吸収率があります。
一般的に、野菜などの植物から栄養成分を摂る場合、よく噛んでも食べても体内への消化吸収率はせいぜい40%前後と言われています。
これは、植物には「細胞壁」という壁があり、ヒトにはこの「細胞壁」を分解する成分がないので栄養素が吸収しづらくなっているのです。
では、ミドリムシ(ユーグレナ)はというと?
藻ということから似ている成分に「クロレラ」があります。
クロレラも太古から地球にいる微生物で「植物」、ミドリムシは「植物・動物の両方」の特性を持っており、つまり、植物でもあり動物でもあるので細胞壁が存在しません。
そのため非常に消化吸収しやすく、栄養素を効率的に取り込めます。
なんと、その吸収率は90%以上と報告されています。
みどりむしサプリメントを比較!
いまやサプリメント市場には多くのミドリムシ(ユーグレナ)商品があります。
数は少ないですが、サプリメントの選び方でも紹介させて頂いている添加物に重点をおいて比較してみました。
商品名 | 価格 | 原材料 |
ミドリムシナチュラルリッチ | 初回限定463円 (税抜、15回分) | ユーグレナグラシリス、フラクトオリゴ糖、クロレラ粉末、有胞子性乳酸菌 |
ハイ・ユーグレナ(みどりむし) | 価格 7,000円 (税抜、約36回分) | ユーグレナ粉末、クロレラ粉末 |
みどりむし(ユーグレナ)を使用したサプリメントは数多くありますが、上記2点は無添加にこだわりを持っています。
ミドリムシは特に副作用の心配がない成分と言われています。
これは59種類もの成分が含まれている一方で、1種類の成分が高含有されているからであり、栄養バランスを基礎の部分で整えるサプリントとして非常に優れています。
栄養バランスに優れているミドリムシですから、継続することが価値を生み出します。
そのためにも、出来る限り安心して摂れるサプリメントを選んで頂ればと思います。