認知症の予防にイチョウ葉エキスの効能!

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イチョウ葉エキスの効能で脳の健康を守る!

近年、話題のキーワードに「ブレインフード」という言葉があります。

食品によって脳を健康に保ちたいと言うのが、ブレイン(脳)・フード(食べ物)の基本的な考え方となっていますが、明確な定義というものはありません。

誰もが望む「健康で長生き」を手に入れるためには、「寝たきり」や「認知症にならないこと」が大切ですが、最も重要なものが『脳の健康』なのです。

そのためにも積極的にブレインフードを取り入れて健全な脳を保つ動きが現代です。

そして、その代表各ともいえる成分が「イチョウ葉エキス」です。

イチョウ葉エキスの効果・効能とは?

イチョウ葉エキスの代名詞ともいえる効果・効能は血流改善です。
特に脳や毛細血管の血行が大変良くなるため認知症、物忘れ、耳鳴り、偏頭痛、神経痛、冷え性、生活習慣病、発毛、育毛などに効果が期待されています。
血行不良により起きてしまう様々な症状に対して、イチョウ葉が持つ成分は有効と考えられ様々な臨床試験が行われています。

そして、イチョウ葉にのみ含まれる「ギンコライド」という特有の成分が、花粉症やアトピーなどのアレルギー症状の緩和に働きます。

日本人にとってイチョウは、銀杏の身を食したり、綺麗な黄金色のイチョウ葉を楽しむ方が馴染み深いと思いますが、ヨーロッパをはじめ海外では認知症、耳鳴り、めまいなどの医薬品として認可している国もあります。

また、アメリカでは栄養補助食品として、科学的な根拠(EBM)に基づく健康表示をすることが許可されています。

つまり、イチョウ葉エキスの有効性については、海外の方が進んでいるんですね。

イチョウ葉エキスはサプリメントで摂取しましょう。

私はアドバイザーという立場ながらも、相談に対して食生活やライフスタイルの改善を基本として進めますが、ときどき食生活では対応できないものの1つが「イチョウ葉エキス」です。

イチョウの葉は、綺麗に街並みを彩り、ハーブティとして飲めるように思われるかもしれませんが、葉に「ギンコール酸」という有害物質が含まれているのでお勧め出来ません。

ギンコール酸とは、強アレルギー原因物質として知られています。
銀杏を採ろうとした時に、皮膚炎(かぶれ)を引き起こす成分の1つでもあります。

ですので、葉エキスをサプリメントとして摂ることが主流となります。
しかし、流通しているイチョウ葉エキスサプリメントの品質は、厳密には一定とは言い難く、安全のためにギンコール酸が除去されているかどうかを各メーカーで確認した上で、選ばれることをお勧めします。

副作用や医薬品との相互作用について

イチョウ葉エキスは、ドイツやフランスなどでは既に医薬品として認可されており、重篤な副作用も無く、安全性が高いとされていますが、稀に、吐き気や便秘などの胃腸障害、頭痛やめまいなどを引き起こす場合があります。

他のサプリメントと同様で、どれだけ安全であっても身体に合うかどうかは人それぞれ異なりますので、サプリメントの摂取に慣れていない方は、まずは少量で様子を見て、徐々に目安量に近づけて摂りましょう。

優れた血流改善作用を持つだけに、ワーファリンや抗疑固薬など出血傾向を高める医薬品とは併用は避けるようにして下さい。
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