美容とは美肌が基本？

そもそも美容という言葉に定義はありませんが、私を含め多くの方は美しい肌、つまり”美肌”をと同様のイメージしたことがあるのではないでしょうか？

ですが実際のところ、言葉としては美容＞美肌で使われているように思われます。

美肌とは、言葉のとおり美しい肌を指しますが、美容とは、①美しい肌に加え、②内側の美しさ「健全なライフスタイル、精神的な健康など」、さらに③外側の美しさ「メイクやネイルによる装飾など」のトータル的な美のことだとと考えられます。

これは「ストレスは美容の大敵」と言われていたり、髪型をデザインする「美容師」という職種があったりからも想定できるのではないでしょうか。

といっても、美容系サプリメントの目的は、やはり美肌を手に入れることでしょう。
そのため、サプリメントでは「美容 ≒ 美肌」なのかも知れません。

美肌を手に入れるには？

「ハリ」「美白」「潤い」などを美肌のためには、まず健康な肌を作ることが大切です。

スキンケアを頑張っていても、肌が不健康だとそれは一時的なものとなってしまい、本当の意味での美肌・美容とは異なってしまいますし、不健康な肌は、様々な肌トラブルを引き起こす原因にもなりますので、健康な肌を作ることが美肌の近道なのです。

肌が不健康になる最大の原因は、肌の栄養失調だと考えられていますので、バンラスの良い食生活を心がけましょう。

赤ちゃんのハリと潤いに満ち溢れている透き通った美しい肌は、スキンケア化粧品などは一切使用していませんが、これは健康な肌に加え、美容成分が豊富に含まれているためです。

健康な肌であれば、後は目的に合わせて必要な栄養素を摂取することが出来ます。

美肌を目指す方にダントツにお勧めしたいのがビタミンCです。
シミを予防したり除去する効能を持つビタミンＣは美白成分としても人気ですが、コラーゲンの生成と維持にも欠かせない成分なのです。
また、美容の大敵であるストレスのケアにも重要な役割を担っています。

美肌のミネラルとも呼ばれる亜鉛は、コラーゲンの生成をサポートする働きや、抗酸化酵素の構成成分であるためメラニンの代謝を促す作用があります。
また、体内の新陳代謝を高め、肌の再生にも関与しています。

体内のタンパク質の1/3をも占めるものがコラーゲンであり、肌の本体である真皮では約70％がコラーゲンで占めてされています。
食品から摂取したコラーゲンがそのまま体内で使用される訳ではありませんが、体内でコラーゲンを再合成するための成分になりますし、合成に働く細胞を活性化する効果もあります。

ヒアルロン酸はコラーゲンとともに肌の真皮に多く存在し、コラーゲンやエラスチンの網の間で水分をたっぷり溜め込むだけでなく、表皮への栄養の運搬も行っています。

美容成分として注目されているEGF（上皮細胞増殖因子）やFGF（繊維芽細胞増殖因子）などの成長因子だけでなく、核酸やムコ多糖類（ヒアルロン酸やコンドロイチン）など注目を集める成分が盛りだくさんです。

直接的な美容作用はあまりないものの、血液の流れをよくすることは肌細胞にしっかりと栄養を届け、老廃物の排出をスムーズに行うために欠かせません。

現在は、様々な化粧品やスキンケア方法など、キレイな肌を作るための情報が溢れ返っていますが、残念ながらこれらは肌を一次的にケアしているに過ぎません。

継続的にキレイな肌を手に入れるためには、健全なライフスタイルが重要です。
つまり、「バランスの良い食事」「適度な運動」「しっかりした睡眠」など普段の生活の見直しからはじめ、血流・腸内フローラなどの状態を良くしておくことが大切です。

加えて、普段から不足気味な栄養素をサプリメントで補うと良いでしょう。

もちろん、スキンケア化粧品で外側のケアをしながら、生活習慣の改善によって内側のケアを同時に行うことが理想的です。