増加するスマホ老眼の予防法や対策法とは?

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スマホ老眼の症状や対策法とは?

スマホ老眼とは、スマートフォンやタブレットなどを長時間使用することで眼を酷使し、老眼に似た症状が引き起こされるという言葉でいわゆる造語になります。

スマホ老眼は10代以降のあらゆる世代に発症する症状ですが、一般的な老眼と並行してしまうシニア世代では厄介な問題となってしまいます。

パソコンが普及して以降は「VDT症候群」というパソコンなどのディスプレイを使った長時間の作業によって目や身体などに引き起こされる病気が大きな問題となっていますが、スマホ老眼は近年におけるVDT症候群の主たる原因となりつつあります。

スマホ老眼の症状って?

一般的な老眼は、加齢に伴って眼の調節機能が衰え、近くのものにピントが合いにくくなる状態ですが、スマホ老眼は「調節緊張」と呼ばれるもので、至近距離のスマホを見続けることで眼の筋肉が緊張する状態が続き、老眼と同様にピント調節が利かなくなる状態を指し、代表的な症状には下記のような状態があります。

●近くの文字が見にくい。
●ピント(焦点)が合いにくい。
●スマホを見て遠くを見るとぼやける。
●目の疲れ・かすみ。
●頭痛・肩こり。

また、スマホの長時間使用は上記の症状以外にも、睡眠への悪影響を与えてしまいます。

特に睡眠前のスマホ利用は、脳が興奮状態になり「交感神経」が優位になってしまい、「交感神経」と「副交感神経」のバランスが崩れてしまって不眠をリスクが高まります。

また、スマホが発するブルーライトは、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を抑制してしまいますので、さらに不眠を誘発してしまうのです。

居酒屋やカフェ、電車内・ホーム、コンビニなどで今ではスマホを見かけない時は無いほどですが、「分かっているけど止められない」それがスマホの怖いところですよね?

スマホ老眼の予防法や対策法は?

①こちらのサイトではサプリメントの情報を取り扱ってしますが、正直、スマホ老眼の予防や対策に一番効率的でシンプルな方法は「長時間使用しない」ことです。

②次に「1時間に1回・5分程度でいいのでスマホから目を離して遠くのものを意識して見る」という方法になりますが、仕事ならまだしも家の中では難しいですよね?

③そして少しでもブルーライトを減らすためにブルライトメガネやブルーライトフィルムを利用して予防対策を行いましょう。

これらは紫外線対策にUVクリームや帽子・サングラスを用いるような物理的な方法です。

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といっても、実行してもそう簡単に継続できない対策であることは、現在「スマホ老眼」という言葉が話題になっていることからも残念ながら現実なのでしょう。

ここまでの対策を講じた後がサプリメントによるアイケアです。

私はサプリメントアドバイザーという立場ですが、症状の原因を直接回避できるならそれにこした事はありません。

という事で、さらにサプリメントを利用してアイケアを意識したい方が続きをどうそ。

サプリメントでスマホ老眼対策!

スマホ老眼を予防するための代表的なアイケア成分がルテインです。

ルテインは目の中の水晶体と黄斑部に多く存在し、水晶体ではスマホなどのブルーライトから目を守るフィルターとして働き、黄斑部では色素濃度を高めてブルーライトの吸収に働くとされている成分です。

目を守るルテインの効果とは?

ルテインの機能性表示食品の機能性としては下記のようなものがあります。

  • ルテインには、主に、パソコンやスマートフォン、電子ゲームなどから発せられるブルーライトなどの光刺激から眼を守る機能があることが報告されています。
  • ルテインには目の黄斑部の色素量を維持する働きがあり、ブルーライトなど光の刺激からの保護や、コントラスト感度の改善によって、目の調子を整える機能があることが報告されています。
  • ルテインは網膜の黄斑色素密度を増やし、目の黄斑部の健康を維持することが報告されています。

ルテインとともに2大アイケア成分とされているのがアントシアニンです。

アントシアニンは、ロドプシン(視紅素)の再合成を促す働きが知られており、ピント調整機能を助け、視覚機能の改善や眼精疲労のケアなどにも効果にも期待されています。

目をサポートするアントシアニンの効能とは?

アントシアニンの機能性表示食品の機能性としては下記のようなものがあります。

  • ビルベリー由来アントシアニンには目のピント調節機能をサポートし、焦点を合わせやすくすることで、目の調子を整える機能があることが報告されています。
  • ビルベリー由来アントシアニンにはピント調節力を改善することで目の疲労感を和らげることが報告されています。
  • アントシアニンには、パソコン作業、事務作業など目をよく使うことによる、目の疲労感、ピント調節機能の低下を緩和することにより、目の調子を整える機能があることが報告されています。

あなたはスマホ老眼、セルフチェック!

”これってスマホ老眼?”誰かに言えなくても気になる方は多いと思いますので、簡単にできるチェック項目を紹介します。

①スマホやPCを1日8時間以上使う。
②スマホを連続して1時間以上使う。
③寝る前にスマホを見る習慣がある。
④寝ても目の疲れがとれない。
⑤近くのモノが見にくい、ぼやける。
⑥頭痛や肩こりが急に増えた。
⑦目の奥が痛くなる。
⑧ピントが合うまで時間がかかる。

①~③で1つでも該当するものがあれば自覚症状が無くてもスマホ老眼予備軍だと思われますし、さらに④~⑧に該当するものがあれば早め早めのケアを心掛けましょう。

スマホの大きな問題点は?ゲーム機との違い!

スマホ老眼は、アプリ(ゲーム)で遊び過ぎというイメージが大きいと思います。

実際に私自身もアプリが大きな時間を占めているとは思いますが、問題は連続使用時間の方にあると思います。

携帯電話の主要な役割は電話とメール機能ですが、スマートフォンになったことでアプリだけでなく、インターネットやSNS(Facebook・Twitter・Instagramなど)の利用も行えるようになり、今ではこの役割が逆転している人も多いのではないでしょうか。

例えばスマホが普及するまでは一般的なゲーム機(PlayStationなど)で遊ぼうと機器が使用できる場所(家)で行う必要がありました。
これが3DSや「Nintendo Switch」の登場によりお手軽のものになりましたが、何らかの作業・用事の際には手放す必要があります。

ですが、スマホの場合はながら作業が可能となってしまうのです。
(スマホ操作をしながら歩く、料理しながらSNSを見るなどが代表的な例です。)

電話・メール・ゲーム・カメラ・ネット・SNSなどが1台のデバイスで行える上に、ながら作業が可能な便利アイテムがスマートフォンなのです。(ホントに便利ですよね!)

私の場合はiPhoneでiTunesも利用しているので、肌身離さずのアイテムになってます。

VDT作業における労働衛生管理のためのガイドラインで示されている指針では「1時間のVDT作業を行った際には、15分程度の休憩を取る」ことが推奨されていますが、これは1つのアプリを利用している時間ではなくスマホを見ている時間に該当します。

ですので、アプリ利用を1時間に10分間ほど空けても、その間にSNSやニュース、Youtubeなどをスマホで見ていれば、これは連続使用時間となってしまう訳です。

この10分間がTVやパソコンになっても一緒ですので、デジタルディスプレイ機器から目を離して休ませることが大切です。

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