多彩な働きを持つイチョウ葉エキスの効果!

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「生きている化石」とも呼ばれているイチョウに含まれるイチョウ葉エキスは、認知症の予防や育毛効果、冷え性や耳鳴りの緩和など様々な効能を持っています。
副作用も殆どなく安全性の高い成分ですので、働きを知って有効に活かしましょう。

イチョウ葉エキスの詳しい効能

認知症の予防・改善

認知症は、脳血管障害が原因と考えられる「脳血管型認知症」と、アルツハイマー病が原因と考えられる「アルツハイマー型認知症」に大別されますがイチョウ葉エキスは両方に対して有効だといわれています。

脳血管型認知症に対してはイチョウ葉エキスが持つ血液の循環を改善し、脳細胞を保護しながら、脳細胞の活力を高める効能を持つため、予防や改善に期待されています。

また、アルツハイマー型認知症に対しても、「海馬」の血流量を増やす働きにより、予防効果に期待されています。

これらの働きは、記憶力や集中力を高め、加齢に伴う脳の機能低下や物忘れ(健忘症)などの予防にも役立ちます。

活性酸素を抑制し老化を防ぐ

過剰な活性酸素は、細胞膜を酸化させ、老化を促すだけでなく様々な病気の原因となる他、細胞のガン化を促す原因にもなります。

イチョウ葉エキスには、ポリフェノールの1種であるフラボノイドと、強力な抗酸化作用を持つギンコライドが含まれていますので、優れた抗酸化効果に期待できます。

脳卒中や心筋梗塞を予防

血管を拡張し、血小板の過剰な凝集を抑える効果を持つイチョウ葉エキスは、弾力のある若々しい血管を保ちますので、動脈硬化や心筋梗塞・脳梗塞の予防に役立ちます。

また、抗酸化作用によって、血液中の悪玉(LDL)コレステロールの酸化も防ぎます。

花粉症やアトピーなどアレルギー症状の緩和

イチョウ葉エキスにのみ含まれるギンコライドには、アレルギーを引き起こす原因の1つである「PAF(血小板活性化因子)」の過剰な活動を抑制する効果がありますので、花粉症やアトピーの緩和に役立ちます。

耳鳴り、冷え性、頻尿、めまいの緩和

ヨーロッパのイチョウ葉エキス医薬品には、「血行不良が原因の耳鳴りや難聴に大きな効果を発揮する」と記載があるほど、イチョウ葉エキスが非常に役立ちます。

また、血行不良が原因となっている冷え性、めまい、肩こり、神経痛、頻尿などの緩和や改善にも役立ちます。

発毛や育毛、抜毛予防に役立ちます。

血管の老化抑制・毛細血管の拡張作用を持つイチョウ葉エキスによって、髪に必要な栄養がスムーズに運ばれ、不要となった老廃物が血管内に残ることなく排出され、毛母細胞の活性を促すことができますので、発毛や育毛に効果が期待されています。

参照:【イチョウ葉エキスの効能】やサプリメントの選び方。

イチョウ葉エキスの摂り方や摂取量は?

副作用が殆どなく、適切に摂取すれば安全性の高いイチョウ葉エキスですが、加工していない状態での摂取は危険性が示唆されています。

つまり、イチョウの葉そのものの摂取は控えるべきということです。

また、イチョウの木の実である銀杏(ギンナン)は、アレルギー物質を除去して食していますが、イチョウ葉エキスに含まれるフラボノイドが含有されておらず、他の有効成分についてもわずかしか含まれていませんので、イチョウ葉エキスの恩恵を受けたい場合には、サプリメントでの摂取が理想的です。

摂取量や上限量に明確な定めはありませんが、ドイツにおける医薬品としてのイチョウ葉エキスの摂取量が1日120mg程度とされていますので、サプリメントでの摂取の際には120mgを摂取目安量にするとよいでしょう。

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