DHA&EPAをよく知るためのQ&A

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DHA&EPAに関してよくご質問されている内容についてまとめています。
ちょっとした疑問や、知っておいて役立つDHA/EPA情報を記載していますので、はじめて摂る方は参考にして下さい。

DHA・EPAとは?違いはあるのですか?

DHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)とは、サバ・サンマ・アジなどの青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸の1種です。

常温で固まる動物性の牛や豚などの脂に比べて、低温の海の中にある魚の油はサラサラです。
そのため、中性脂肪やコレステロールを低下させる健康効果に期待されています。

DHAもEPAもオメガ3系脂肪酸に分類され構造も良く似ていますが、両者は異なる成分です。
DHAは脳や網膜などの組織を構成する重要成分であり、特に脳の活性化に注目されています。
EPAは血液循環作用に優れたおり、医薬品としても用いられています。

青魚の油にはDHAとEPAの両方が入っているので、サプリメントのほとんどがDHA&EPAを配合しており、同時に摂取することで相乗効果が期待できることが明らかになっています。

妊娠中に摂取しても大丈夫ですか?

赤ちゃんの健全な脳を発育に欠かせない成分がDHAですが、妊娠中は特に魚に含まれる水銀に注意が必要です。

お腹の中の赤ちゃんは、母体から取り込んだ水銀を体の外に排出することができませんので、水銀が蓄積し一定以上になった時に、影響を与える可能性が指摘されています。

ですので、妊娠中のDHAの摂取においてはサプリメントを利用するとよいでしょう。
通常サプリメントに使用されている魚油は、水銀が除去されているため安全と考えられます。また、商品によっては残留水銀の検査を公開しているものもあります。

たくさん摂取しても大丈夫ですか?

DHA&EPAは耐性上限量の定めのない安全性が高い成分ですが、特定の成分を過剰に摂ることはお勧めできません。
厚生労働省では1日1g以上の摂取を推奨していますので、一度に大量に摂取するよりも、継続して1gを目標に摂取することをお勧めします。

子供が摂っても大丈夫ですか?

DHAは脳や神経組織に多く存在し、子どもの脳の発達にも大きな影響を与えるとされており、子供の成長に欠かせない成分ですので、積極的に摂取してほしい成分です。

ですが、子供はデリケートですので、サプリメントで摂取する場合には、子供の体調の変化を見ながら、少しずつ摂取することをお勧めします。

また、子供の目の健康や視覚機能の向上、心の成長にもDHAは重要であると考えられます。

血栓症の薬と一緒に摂っても大丈夫ですか?

血栓症の予防には血液をサラサラする「抗凝固薬」や「抗血小板薬」が用いられますが、これらの薬とDHA・EPAサプリメントの併用は出血傾向を高めてしまう可能性がありあますので、摂取したい方は、医師と相談することをお勧めします。

青魚アレルギーの人でも飲めますか?

青魚でアレルギー症状が出てしまう方は、DHA&EPAのサプリメントでも同様に症状がでる可能性がありますので、魚油由来のサプリメントは控えた方がよいでしょう。

最近では、ハープシールオイル(アラザシ由来)、クリアオイル(オキアミ由来)のDHA・EPAサプリメントもありますので、原材料に注意して選んで下さい。

魚油が苦手な方へ!DHA・EPAの摂取を諦めないで!!

なぜビタミンEが一緒に配合されてるのですか?

DHA・EPAは酸化されやすい弱点があります。
新鮮なDHA・EPAを酸化から守るために、脂溶性で抗酸化作用の高いサポート成分ビタミンEがよく配合されています。

DHA&EPAサプリメントを選ぶ際には『酸化防止策』も重要ということです。

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