糖化とは?肌トラブルの改善にも糖化対策が役立つ?

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糖化とは?

糖化とは、食事などによって摂取した糖のうち、エネルギー源として代謝されなかった余分なものが、体内にあるタンパク質と結びついて、タンパク質が変性してしまいます。

この現象によって生成される糖化最終生成物(AGEs)は、一度出来てしまうと分解され難く、また生成されると元の状態に戻すことはできない強い毒性を持つ老化物質として、肌トラブルだけでなく、体調不良や様々な病気の要因になってしまいます。

身近にある糖化反応とは?

糖化はけっして特別なものではなく、料理や食品の製造過程にも起こっています。

例えば、パンやホットケーキのように、焼きあげる事で表面がきつね色に変化し美味しそうな香りを放ちますが、この「焦げ」の反応が糖化なのです。
(一般的にはメイラード反応とも言われています。)

糖化=タンパク質+糖質+加熱

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肌トラブルへの影響とは?

糖化は様々な病気の原因にもなりますが、最も意識されているのは美容への影響でしょう。

糖化生成物AGEsは褐色なので、糖化肌は黄ばみをによってくすみを帯びて透明感に欠けるだけでなく、肌が柔軟性を失って硬くなってしまい老けた印象を与えてしまいます。

肌の柔軟性が失われるのは、肌のタンパク質であるコラーゲンエラスチンが変性されるためで、真皮のコラーゲンに蓄積すれば肌の、弾力が失われシワやたるみを招いてしまいます。

また私たちの体内に存在しているコラーゲンの総量は全タンパク質の約30%もあり、血管に溜まれば動脈硬化を招く要因となり、骨に溜まれば骨粗しょう症の原因になってしまいます。

糖化が起こる原因とは?

生成の過程から、糖化の最大の原因は過剰な「糖」の摂取だとされています。

糖質は私たちの生命に欠かせない3大栄養素の1つですが、過剰に糖を摂取し過ぎると血液中に余分な糖が残り、タンパク質と結びついて変性させ、老化促進物質であるAGEを作り出してしまうのです。

また、代謝機能の低下も大きな要因であり、代謝が低下すればエネルギー源としての消費も悪くなり、糖化に繋がるリスクが高まってしまいます。

さらに、焦げた食べ物を多く食べていると、糖化が促進される可能性があります。
飲食物に含まれるAGEの多くは消化の段階で分解されるようですが、数%は排泄されずに体内に溜まってしまうとのことです。

糖化の予防法や対策法とは?

AGEが出来やすいのは食後1時間と言われていますが、これは食後30分から1時間は血糖値が上がるため、その際に糖化が起こってしまうからと考えられています。

つまり予防法や対策法の基本としては、食後血糖値の急激な上昇を抑える必要がありますので、お菓子やジュース、ご飯を大盛・早食いする傾向にある方は注意が必要です。

また、糖尿病やメタボリックシンドロームの方は普段から血糖値が高いので、糖化反応も強くなってしまうと考えられます。

GI値に気を付けた食事を!

GIとはGlycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指標のことで、血糖値の上昇する割合を数値化したものを指します。

つまり、GI値の数字が低い食品ほど血糖値が上がり難く、GI値が高い食品ほど血糖値が上がりやすいことを意味しています。

一般的に精白米やパン、ホットケーキやドーナツなど炭水化物に比べ、野菜・果物・魚・肉などはGI値が低くなります。

※ただし、焼くという工程が加わるとAGEを増やす原因にもなってしまいますので、調理法にも工夫が必要ですね。

食べる順番も大切です!

食事には色々なものが並びますがと思いますが、その中でも最初に食べてほしいものが糖質の吸収を抑え、血糖値の上昇を穏やかにする食物繊維です。

野菜や海草類、キノコ類が基本となりますが、いわゆるサラダや小鉢料理になると思います。

トクホや機能性表示食品において「血糖値の上昇を抑える」と表示されるものの多くは、難消化性デキストリンと呼ばれる食物繊維がよく用いられています。

酸化と糖化の違いって?

アンチエイジングに重要なキーワードに「酸化」と「糖化」がありますが、両者の違いを簡潔にいえば、「酸化=サビる」「糖化=コゲる」といった感じになります。

糖化 酸化
 状況  コゲ  サビ
 原因物質  余分な糖質  過剰な活性酸素

最近、アンチエイジングの分野において、酸化より怖いとされている理由は、糖化の方が酸化よりも老化のスピードが早いと言われているためです。

また、タンパク質が糖化によって変性されることで、活性酸素に対抗する抗酸化酵素(主成分:タンパク質)の能力が十分に発揮できない状態になってしまいます。

糖化と酸化は互いに関係性が深く、両者が揃ってしまうことで老化のリスクが遥かに高まるとされていますので、食事バランスを中心としたライフスタイルの改善を心がけましょう。

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